【Chiang Mai 1/3】
〈昨夜の続き〉
あの後、マッサージに行きました。1時間10万キープ=700円を見つけたから。ラオス最後の夜でお金持ちだったしね。21:30-22:30。またまたとても上手で最高な時間でした。そして…
〈事件は起こった〉
いい気分でホテルに帰ったら、ドアロック。22時には施錠するらしい。俺は焦った。ドアに3つくらい電話番号が書かれている。俺のスマホで電話をかけたが、「あんたの電話じゃ繋がらないよ」というアナウンス。ラオスの国番号もわからん。booking.comからメッセージするも、反応がない。Skypeからかけようとしたら、久しぶりなのでSkypeがパスワードを聴いてくる。「嗚呼、その辺のホステルに泊まるか…」と考えつつ、諦めきれなくて、ドアに貼ってある電話番号を写真に撮って、さっきのマッサージ屋に助けてもらうことにした。翻訳アプリで事情を説明して、ホテルに電話してもらった。呼び出し音はなるけど、繋がらない。ありがとうって言って5000キープ置いて帰りかけた…そこに折り返し電話があり、私はホテルに戻ることができた。お礼にさらに5000キープ追加で置いてきた。いらないって言われたし、電話代も不要だって言われたんだけどね、他のホステルに泊まるということを思うと安いものだ。
〈旅の教訓1〉
語学の勉強に4時間、初日にかけるべきだな。旅の楽しさが格段と上がる。なかなか覚えられなくて苦労する年頃だが。誰かに発音チェックしてもらえるとベストだな。
〈旅の教訓2〉
その国の最低賃金を時給で把握しよう。チップの金額をそこから相対的に検討する。
〈朝〉
チェックアウト。
〈ラオス出国〉
ホテルから国境までのトゥクトゥクが10万キープ。ラオス国境からタイ国境までのバスが2万キープ。いずれも少しボラれた気がするが…。
〈タイ入国〉
チャンコンのローカルバスターミナルまでトゥクトゥクで60バーツ。いよいよキープからバーツへ。
〈毛深い女性〉
さすがに、写真は載せないけど、世界は毛を気にしていない。男もそうだけど、女も気にしない。旅をしてる若い女性たち、スネも脇も腕も顔も…。それはとてもナチュラルな事だ。日本や韓国のように毛を悪にしている国は極少数派であることがわかる。たぶん、多くの外国人はVIOとか言っても、バカじゃね?とか言ってウケまくる気がする。
〈バス待ち〉
チェンコンっていうタイ側の国境の街のバスターミナルに着いた。チェンマイ行きのバスまでに90分も早く着いたので、荷物を預けてカフェにきた。オープンエアな場所で心地いい時間を過ごした。店主に「ドリアンが大好物で」って話したら、冷凍されたドリアンを一個くれた。めっちゃ美味かった。
〈調べもの〉
バスでの移動は4時間。いろいろ調べ物しながら楽しんでいる。チェンマイの最低賃金は日額350バーツ。8時間で割っていいのかわからんが、時給40バーツだな。160円。
〈書き忘れたこと1〉
車の車線のことなんだけどね、タイは左側通行で右ハンドルなんだ。ラオスは日本と同じ右側通行で左ハンドルなのさ。国境を越えると気持ち悪いよ。あと、ノンカーイからビエンチャンまで行ったバスは国境の端を越え終わってから「外車」になってた。
〈書き忘れたこと2〉
ビエンチャンでバイク借りた時、エンジンかけたと同時に、燃料不足の点滅始めたんだよね。日本にある「満タン返し」って、本当に優れてると言うか「日本だなぁ」って感じた。つまり、ラオスでは、ガス欠にならないギリギリで返却するのがお得っていう考え方だよね。だから、1リッターずつ小まめに給油するとか。俺は勘で2リットル給油し、点滅で返した。「勝った」って思った。明後日、バイク借りようと思って思い出したのさ。
〈ソンテウ〉
150→80→100バーツ。バス乗り場からホテルまでは5キロ。荷物がなければ歩くところだがソンテウにした。おっさんに聞いたら150バーツという。高いよって言って乗るもんかって顔してたら80バーツになった。俺のホテルの場所は確認済みなのに、600mもの近くまで来たのに、その後6キロ以上も離れた。結局おじさんは、俺を助手席に乗せてナビをさせた。もはやタクシーじゃないか。ホテルの前まで乗せてもらい、100払って、釣りをあげた。いい笑顔が見れた。
〈ホワッツアップ〉
ホテルに着いたがドアが開かない。ドアにホワッツアップで連絡しろと書いてある。すぐに会いた。
〈俺の部屋〉
ベッドに蚊帳がついてるから嫌な予感がした。短時間でいっぱい刺された。
〈夜遊びへ〉
俺の夜遊びは実に健全だ。ナイトマーケットを「誰がこんなもの買うんだろう?タダでもいらないけど」とつまらなく歩き、少し買い食いをし、ガイドブックで見たチェンマイ名物、カオソーイを食べ、道々両替屋の為替レートをチェックし、最後は弦楽三重奏を独り占めで30分ほど楽しんで、すーっかり心が満たされて帰路に着いた。
〈最後の仕上げ〉
歩きすぎて、このままじゃ日本時間の24時に投稿が間に合わない。そこで涼しそうでWi-Fiがありそうなお店に入ってこれを書いている。ケーキ、美しくて激うま。220バーツ。
じゃ、日本に住むみなさん。あと10分で新しい日になります。くだらない夢なんて見てないで、朝までぐっすりお休みください。俺はこれから2時間、のんびりホテルに帰り、クーラーを楽しみます。
以上