【スピリチュアル】
人間は生きていると5割の良い事と5割の悪いことが起こる。この比率は人によって変わるが、ここでは5:5としておく。スピリチュアルは何でもいい。神様でも手相でも風水でもカラーでも。そして、いいことが起こると「やったー、当たってる、やばー」となり、より信じることになる。悪いことが起こっても別の理由を考える。人間の脳はそういう風にできている。だから、占い師はその人を見て、簡単にできる事と少し負荷のかかること(実現が難しい)を言えばいい。「何でもいいから赤いものを身につけると吉」。これはとても簡単だ。そして、子持ちのお母さんなどには「南の方向、遠ければ遠いほど吉」などと言っておく。お休みが3日くらいしかないサラリーマンには、「海外旅行が吉」などと、できないことを提案するのだ。こうすると良いことが起こっても悪いことが起こっても、「当たってるー」となる。すると「すごくよく当たる占い師」という評判ができる。さらに、その費用が高いほど有り難がったりするものだ。お賽銭する時に、10円より1000円の方が願いに効く気がする。
実はスピリチュアルには効能がある。「これで、幸せになれる」という暗示にかかるから。人間には暗示とか思い込みとかは重要だ。それは自己肯定感なんかにも貢献してくれたりする。私のブログの読者に「加藤さん、スピリチュアルを批判してるけど、かなりスピってますよね」って言われました。その通りなんだ。言葉を使って自己暗示をかけているから。これを「洗脳マイセルフ」と呼んでいます。「今日は最良の1日、今は無二の好機」、つまり、いい日とか、悪い日なんて無いってこと。いくべき方向は無くて、移動さえしてれば幸せになると信じる。何色でもいいから色のついているものを身につける(そもそも、色のついていないものを身につけると逮捕されます)。加藤進専属の神様を信じる。これらの洗脳マイセルフはすごいよ。まず、第一に効きます。第二に無料です。
斉藤ひとりさんの言う「天国言葉」も洗脳マイセルフのツールです。
以上、マクタンからマラパスクワに向かう車の中にて。
【経済を回すのは勇気だ】
今日の夕食は韓国料理屋でプルコギを食べた。ボリュームもあったし、とても美味しかった。これが400ペソ=1000円だった。日本なら1500円。オーストラリアなら3000えんの品質だった。もちろん当社比。
しかし、世界各国で、どうしてこんなにも物価上昇スピードに開きがあるのだろうか。その理由を「勇気」という一言で説明できることを世界で初めて(な気がする)発見した。
物の価格を上げるのに必要なのは値上げの決済権限を持つ人の勇気だ。商品への自信、値上げによってお客が離れていかないか、値上げには勇気がいる。日本人は保守だ。どんなに騙されても、自民党を当選させる。改革とか革新よりも保守が好き。だから、会社員は「安定」を求めるし、給料が20年変わらなくてもオッケーだし、価格が上昇しないことがオッケーだったのだ。日本人が保守でいるうちに、アジア諸国はどんどん日本に追いついてきた。20年前は物価も賃金も日本の10分の1以下だった国々が、ほぼ追いついた。そして、アメリカやオーストラリアはどんどん日本との差を広げ、賃金も物価も日本の3倍だ。
保守的な思想って、こんなにも有害なんだな。自民党を中心とする支配層は文科省も握ってるからな。教育の力で、保守でバカで革命を起こさない庶民を作り続けることに「成功」してるからな。国民は悪くないよ。ただ、バカで洗脳されてるだけだから。あれ?なんか、ヒロユキさんみたいになっちまった。あと、これだけは言っておく。賃金が上がらないのは経営者側言いなりで、ストライキという牙も抜かれた連合のせいだから。賃金を上げる唯一の方法は労働組合が数の力を武器に経営側と戦う勇気だから。経営側から満額回答されるような要求をしてるなんて、そんなの労組じゃねーし。俺はね、日本が大好きなの。海外に行けば行くほど、日本が好きになる。ただ、このまま一度も浮上することなく落ちていく…それを黙ってみているのがつらいなーって思って、ささやかながら書いてみた。そ、無力なのさ。だって、俺は逃げ切るから。
以上
【フィリピン、役所巡り】
実は2024年1月から、生活の本拠をフィリピンのマクタン島に置いていました。でも、永住権はあるし、働いてるわけでもないから、住民登録はしていませんでした。そうすると他の大きな問題が生じたため、この度、ちゃんと住民登録しました。まず、役所でチヤホヤされるためのファッションに身を固めました。
まず公証人役場ってところにいって、手続きしてたら、「ここはお金のない人の場所だから、あなたみたいに所得の多い人は市役所の2階に行ってね」と言われる。所得は多いほうがいいかなって思って月100万円にしたのがまずかった。市役所に行ったら、長ーい行列ができていたが、オツボネ的な女性スタッフと目があって、助けてほしいって言ったら、行列をごぼう抜きして、オフィスに入れた。何ヶ所かデスクを動いたが、どの人も書類を見て「え?シングル?(独身?)」と目を輝かせ、笑顔で私を見る。スーツで来たから、激しく目立つ(みんなは短パンと半袖)んだけど、フィリピンでは俺はカッコいいのかもって勘違いをする。
市役所の次は在セブ日本領事館に向かうことになる。そこまでの8kmをバイクタクシーで向かったのだが、会った時に、こんなカッコいい人はバイクじゃなく、タクシーで行けばいいのにって言われた。素直に「お金なくて」って言えなくて、「風を感じたくてね」とますますバカなことを言ってしまった。
これまでに集めたいくつかの書類を持って日本領事館へ。
在留証明書をゲットできた。個人情報だらけなので、写真は載せない。
以上
PS.そうそう、今朝、こんなメッセージ来たさ。嬉しかったけど、もちろん男性。