娘は令嬢であった
先日、家族で東横イン苫小牧に宿泊した。できたばかりのとてもきれいな建物だった。上品な支配人にも会えて、また、2・3会話もできて満足した。
東横インではサービスとしておにぎり・味噌汁・コーヒーなどの朝食がある。サービスでついているにしては実にいいシステム・・・よく言えば食べ放題である。私はここの味噌汁が結構好きだったりする。しかし、娘は不満だった。テーブルに並んだ食べ物を見渡して、娘の言った一言。
ママ、おかずは?
この娘は大物になる・・・そう確信する加藤進だった。
してはいけない質問
親が子どもにしてはいけない質問がある。
「お父さんとお母さんと、どっちが好き?」というものである。これは子どもを困らせる質問だから、しては行けないと思うし、しないようにと夫婦で申し合わせしている。
それでも意地悪心から聞いてみたくなる。そこでこんな風に聞いてみた。
「お父さんに似ているって言われる時と、ママに似ているって言われる時と、どっちが嬉しい?」
娘は正確に答えた。「ママに似てるって言われた時の方が嬉しい」。
子どもは正直である。
ビデオインターフォン
我が家にビデオインターフォンがついた。
数ヶ月前に、「ピンポンの音を小さくしよう」と私が改造を試みたら、壊れてならなくなってしまっていた。「故障中」という貼り紙がとても貧乏臭かった。私としては名誉挽回のためにビデオインターフォンにする事を考えた。誰が来たのかがカメラでわかるのだ。普通はどろぼうに狙われるようなお金持ちの家にしか付いていない。貧乏な家についているというこの滑稽さは、付けてみてから気が付いてしまった。なんだかとてもおかしい。
オークションで3600円で購入した商品を私が工事&設置した。子どもたちは激しく大喜び。妻も満足しているようだ。一番満足したのは私だ。「ちくしょー誰でもいいから尋ねてこないかなー」などと、待っている。
それにしてもたった2本の導線で双方向の音声とリアルタイムの映像が届くのが不思議だ。どんな技術なのだろうか・・・。