ポイントの還元率
資本主義社会の進展とともに台頭してきたのが「ポイント」という奴である。
ガソリンもコンビニも飛行機もJRも美容室も薬局も・・・あらゆるところにポイントがある。ポイントを貯めるためにはカード、あるいは台紙が必要になる。女性の中にはお財布を巨大にしてありとあらゆるポイントカードを入れている人がいる。
私の場合は基本的にカードを持たない。ついでに財布も持たない主義である。
余談だが、何故財布を持たないかというと、私が中学生のころに従兄弟が読んでいたポパイというファッション雑誌に「いい男は財布を持たない」という記事があったのだ。その記事を読んで「あ、俺って財布を持っちゃいけないんだ」と認識し、現在に至っている。何というか、メデタイ男である。
で、ポイントの話に戻るが、お店のカードなり台紙なりを持ち歩くと言うのはそれなりに大変な労力だと私は思っている。例えば美容室のスタンプカードなら1ヶ月に1回しか行かないのに、ずうーっと財布の中で暖められ、いつもご主人様と一緒である。そのポイントカードには本当にそれだけの価値があるのだろうか。
その判断基準が還元率である。私は消費税率ほどの還元率がないものはゴミと見ている。
例えば、2000円分買うと1ポイントもらえる。ポイントが10ポイントになると500円分の商品券がもらえる。
この場合、20000円分かって500円の還元だから、2.5%の還元率。ボツだ。
10泊とまると1泊プレゼント。この場合、還元率は10%だからOK。
ま、こんな感じに、たまには自分の財布を点検すると、70~80%は捨てることになるんじゃないかな。ま、それを捨てられない人も多いんだろうけど。
そんなカードよりは、もっと崇高なカードを入れてもらいたいものだ。
私のもつ崇高なカードは
① 臓器提供意思表示カード(2000年12月から)
② 日本骨髄バンクドナーカード(今年3月)
③ 献血カード(今年3月)
以上
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