加藤進@永遠の旅行者
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私の会社で扱わない商品

私の経営する会社 有限会社みのり では公序良俗に反するビジネスには加担しない事になっている。しかし、世の中、公序良俗に反するビジネスほど儲かる。だから、弱小零細企業としては小さくない誘惑である。しかし、社員は私の考えをよく理解し、誇りを持って働いてくれている。
当社では公序良俗に反する・・・の規定が独自のものになっており、現状では次の4つのカテゴリーがそれにあたる。
① アダルト産業
② 消費者金融(いわゆるサラ金)
③ 賭博系(パチンコ、マージャン、競馬、競輪)
④ 幼小中学生を対象とした学習塾
①②についてはコメントがいらないだろう
③については一つだけ述べておきたい。
函館市は行政として、「家族そろって競輪場へ行こう」というチラシを新聞に折り込んだりする。悲しすぎる。子どもづれでの公営賭博へのお誘い・・・本当に子どもたちに明るい未来を約束できるんですかっていいたい。同じ行政が「子どもたちのために」という建前で水族館をつくるという。ふざけるんじゃない。土建屋さんの為にでしょって言いたいね。
あ、脱線した。
ここで言いたいのは、行政よりも先進的な社内規定ですよっていう事です。
④ 幼小中学生を対象とした学習塾
この方針の理念は、会社全体のものにはなっていません。加藤進の独自見解が強いです。
いわゆる受験産業・・・これは儲かります。親を脅せばいいんですから・・・。「就職難」「資格」「英語」「パソコン」、やくざ的商売です。親に対しては「このままでいいんですか。公教育にはもう期待できませんよ」と脅します。子どもには「友だちがみんな塾に来てるでしょ」って言えばいいんです。子どもは遊びに行く感覚です。親は自分のためにはお金をケチりますが、子どものためならいくらでも出します。こういうあこぎな商売には手を貸さないのが私の考え方です。
それから、公立の学校はある意味、腐っています。中には優れた教育実践をされている教員も存在しますが、それは40人に1人と言った水準じゃないかと私の経験から思います。そこで子どもを学習塾に行かせると、公立学校はますます腐って行きます。簡単に理由を言うと、教員が真面目に授業をしなくても、テストの点数が取れてしまうからです。親は子どもを塾に任せず、公立学校をがんがん見張るべきで、口出しすべきで、授業にも参加すべきです。私なら参観日じゃない日に抜き打ち的に行きますね。私の子どもが通う学校は驚くほど変化するはずです。
ま、そんな訳で、加藤進は学習塾を社会悪と考えています。基準としてはアダルト産業や消費者金融と変わらない水準です。アダルト産業や消費者金融が大人を相手にしている事から考えると未成年者を食い物にしている点では、罪はさらに重いかもしれません。

posted by かとうすすむ  日記  コメント (0)

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加藤進

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  • アトム不動産 代表

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