【新NISA】
政府自民党はずーっと昔から大金持ちの味方です。大金持ちや大企業はパーティー券を買ってくれるし、企業献金はくれるし、選挙の時には会社の社員なんかも動員してくれます。これまでも大金持ちがより大金持ちになるための仕組みを作ってきました。そもそも株取引は大金持ちの遊びであり、生業でした。だから、税金も株式については分離課税でたった20%でOKだったのです。ただ、大金持ちがより株で儲けるためには、株式市場への参加者が必要です。政府は国民の税金で株を買い、株価を下支えしています。日本政府はたくさんの上場企業の大株主です。ある意味社会主義的です。さらに庶民を株式市場に参入させるために預金利率を低くしたり、退職金を株に入れさせるための401kを制度にしたり、NISAとかiDeCoとか、いろいろやってきました。そして辿り着いたのが新NISAです。株で得た利益を非課税にするって言うのです。1800万円の投資までOKでそこから得られる利益について非課税なのです。FIREの基準としてよく使われる4%で計算すると72万円が毎年貰えて、それが非課税。未来に不安を抱く庶民たちは、デート代を控え、軽自動車に乗り、スーパーで見切り品を買い、旅行も近場で我慢し、アウトドア派とか言って、ホテル代を浮かし、せっせと株式市場にお金を投入します。さらにすごいのが、株価が上がっても下がっても、彼らは市場から現金を出しません。「積立NISA」という大宣伝で「長ーい目で見てください」と洗脳されています。これによって、株の大暴落が起こりにくいのです。日本の庶民たちが爪に火をともすような努力で株価を支えます。株ゲームを楽しむ大金持ちのために、国民一億で下支えようってのが新NISAです。実にくだらん。でも、俺もね5年かけて1800万円まで行こうと思ってるよ。非課税枠、魅力だからね。ちなみに私はインドとかベトナムの市場に投資してます(笑)2024.2.21 石垣島から那覇に飛ぶ飛行機の中で書いたよ。
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