佐賀のがばいばあちゃん
遅ればせながらだが、読んだ。漫才ブームの火付け役、B&Bの島田洋七さんの書籍だが、泣いて笑って・・・いい本だった。本当にいい本だった。
映画「男はつらいよ」を見た後のような後味がある。
・・・って言ってもこの後味を知る人は少ないか・・・若い人には。
就業規則 前文
会社の就業規則を変更することになった。21時から翌朝9時までという業務ができたからだ。これで2名が9月1日から増員となる。うれしい。
就業規則を変えるにあたり、憲法前文のまねをして就業規則前文を作ってみた。
「当社の目的は利潤追求ではない。」から始まる。
この会社はいったいどうなってるんだ?
これから社員全員にメール添付で送り、信を問う。
3人の子どもの死
酒酔い運転が起こした事件・・・殺人事件だ
涙なしでは読めない。
以下転載
叫ぶ母、わが子捜し4度海中へ 福岡3児死亡事故
両親は必死に救出しようとした…。福岡市東区の「海の中道大橋」で、25日夜発生した幼児3人が死亡した家族5人車転落事故。4回海に潜り、沈んでいくRV内から何とか2人の子どもを救い出した母。立ち泳ぎで子どもを抱きかかえ救助を待った父。しかし、陸に上がったわが子の体は冷たかった。海中から見つかったもう1人の子どもも、助けてあげることはできなかった。愛(いと)しい3人を一度に失った両親は、ただ泣き崩れた。
「ヘッドライトがまぶしいと思い、ルームミラーを見ると猛スピードで車が接近して来た。直後にものすごい衝撃と体に痛みを感じた」。大上哲央さん(33)は救助された後、事故の様子を親族らにこう話した。
哲央さんは追突直後の記憶が、そこでいったん途切れている。気が付いたときは海面に浮いていた。どうやって車外に逃れたのか覚えていない。
視界の中には頭部分を海中に突っ込んだかたちで転落したRV。後部荷台の窓ガラスは追突の衝撃からか大破していた。「子どもが! 子どもが! 」。大声で叫んでいた哲央さんの妻かおりさん(29)はそこから車内に潜り込んだ。
哲央さんが運転、かおりさんが助手席。3人の子どもは後部座席に乗っていた。1回目。かおりさんは長女紗彬ちゃん(1つ)を車内から引き出し、哲央さんに引き渡す。2回目。二男倫彬ちゃん(3つ)も引き渡せた。3回目。残る長男紘彬ちゃん(4つ)を引き出そうとするがうまくいかない。車が沈み始める。いかないで…。すがりつくように4回目に挑んだ。だが、海中に沈んでいった。
レスキュー隊員が投げ入れた浮輪にしがみついた大上さん夫妻。叫び声が夜の海に響いた。「もう1人中にいる! 助けて! 助けて! 」。2人の子どもを抱えたまま、通り掛かった漁船に救助された哲央さんとかおりさん。紘彬ちゃんも26日午前2時前に海中から引き上げられ、子ども3人は福岡市内の2つの病院に搬送された。しかし、だめだった。「ひろー」「ともー」-。治療室のカーテン越しに、わが子の名を呼ぶ哲央さんの叫び声が響いた。
=2006/08/26付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) – 8月26日17時0分更新