【俺様】
最近、指摘されて気づいたんだけど、俺って結構俺様らしい。その俺様がさらに進化している。団体での飲食が出来ないのだ。昔から会社の忘年会には参加しない主義でした。無礼講とか許さないし。団体といっても3人以上でもうダメ。理由は主人公が誰かわからないから。俺様は常に自分が主人公じゃないとならない。話をする人が主人公。話を聞く人が脇役だ。3人以上になると脇役がどんどん増えるし、そこで俺は主人公にはならない。2人ならOKだが、男同士はない。主演男優は1人、もう1人は主演女優。それなら映画やお芝居の世界でもあり得るし、ぶつからない。俺様って、そーゆーものだ。
じゃ、レディーファーストはどうか?女性が主人公と思う?あれすら、男性が主人公だ。レディーを持ち上げるかどうか、その主体は男性だからだ。レディーファーストな時でさえ、主人公は俺様だ。
俺が一方的に話して、600人の聴衆が軽く握った拳を膝に置き、背筋を伸ばし、しっかり私を見つめる環境で話をさせてもらう機会もあったな。残念ながら全員男だった。函館少年刑務所、塀の中のステージだった。
たぶん、俺の俺様は治らない。ご迷惑をお掛けして、大変申し訳ございません
…なんて、全然思ってないし(笑)
写真は今の目の前の景色。
以上
【ジプニードライバー】
フィリピンのセブ地域にはジプニーという格安の相乗り軽トラックがある。最低13ペソから始まり、距離によって15,18,20ペソくらいになる。2.5倍すればおよその日本円だ。そんなに儲からないと思うが、このドライバーの頭が良すぎるので書いておきたい。お客さんは路線上ならどこでも乗れてどこでも降りれる。さらにお客さんは乗ったと同時に行き先を告げて払う人(私)、途中で行き先を告げて払う人、降りぎわに払う人がいる。定員は椅子の数で言うと17人。お客は途中で乗ったり降りたりするのに、ドライバーは全員について乗った場所を把握している。バス停があるわけじゃないのに、ちゃんと瞬時に値段が言える。相当高度な能力がないとできない、低所得な仕事だ。
【スピリチュアル】
人間は生きていると5割の良い事と5割の悪いことが起こる。この比率は人によって変わるが、ここでは5:5としておく。スピリチュアルは何でもいい。神様でも手相でも風水でもカラーでも。そして、いいことが起こると「やったー、当たってる、やばー」となり、より信じることになる。悪いことが起こっても別の理由を考える。人間の脳はそういう風にできている。だから、占い師はその人を見て、簡単にできる事と少し負荷のかかること(実現が難しい)を言えばいい。「何でもいいから赤いものを身につけると吉」。これはとても簡単だ。そして、子持ちのお母さんなどには「南の方向、遠ければ遠いほど吉」などと言っておく。お休みが3日くらいしかないサラリーマンには、「海外旅行が吉」などと、できないことを提案するのだ。こうすると良いことが起こっても悪いことが起こっても、「当たってるー」となる。すると「すごくよく当たる占い師」という評判ができる。さらに、その費用が高いほど有り難がったりするものだ。お賽銭する時に、10円より1000円の方が願いに効く気がする。
実はスピリチュアルには効能がある。「これで、幸せになれる」という暗示にかかるから。人間には暗示とか思い込みとかは重要だ。それは自己肯定感なんかにも貢献してくれたりする。私のブログの読者に「加藤さん、スピリチュアルを批判してるけど、かなりスピってますよね」って言われました。その通りなんだ。言葉を使って自己暗示をかけているから。これを「洗脳マイセルフ」と呼んでいます。「今日は最良の1日、今は無二の好機」、つまり、いい日とか、悪い日なんて無いってこと。いくべき方向は無くて、移動さえしてれば幸せになると信じる。何色でもいいから色のついているものを身につける(そもそも、色のついていないものを身につけると逮捕されます)。加藤進専属の神様を信じる。これらの洗脳マイセルフはすごいよ。まず、第一に効きます。第二に無料です。
斉藤ひとりさんの言う「天国言葉」も洗脳マイセルフのツールです。
以上、マクタンからマラパスクワに向かう車の中にて。