ベトナム一人旅
選んだ国はベトナム。理由は次のとおり。
1、1度行って、気に入った。
2、アジアが好き。
3、1回目でだいぶ言語を覚えていた。
4、物価が安い。
1回目の旅行では弟の嫁がベトナム人で、彼女が何でもやってくれた。今度は一人旅・・・十分な刺激を楽しめるだろうと思って行った。
予想以上に刺激的な旅だった。
2月22日22:40(ベトナム時間)ベトナム着、2月27日0:05(ベトナム時間)ベトナム発という旅だった。
ベトナムにいる時は、たくさん食べて、たくさん寝て、たくさん遊んで、元気いっぱい、健康満点だったが、帰りの飛行機が離陸した途端に疲労がでて、3月1日の今日になっても身体が疲れている。
やっぱり年には勝てない・・・ってことか・・・。
なぜ海外旅行か。
3年前の1月、弟がベトナム人と結婚するということでその結婚式に出席するために、初めての海外旅行を経験した。1週間ほどの旅だったが、恐ろしいまでの衝撃を受けた。それまでの私は世界を理解していた。地球は丸いし、半径は6400kmあるし、海は7割をしめているし、いろんな国にはいろんな言語があるし、世界の富は一部の国に偏っているし、さまざまな時差があるし・・・。など、世界っていうものを理論的に理解していると思っていた。
しかし、世界は違っていた。リアルな世界はまったく別のものであり、私の知っている世界というものはリアル世界の10%にも満たないものであった。36歳にしてはじめて知った、自分の無知。本当にあせった。
ITのすごいところは距離が無いっていうことである。世界とのコミュニケーション、世界とのビジネスが容易になる、それがITであり、私の経営する企業はIT企業の端くれである。世界を知らずして、どうやって未来を切り開くんだ・・・?。単純に焦った。
それと、函館にある「道水」という会社の社長の講演も刺激になった。海外でマグロの養殖をやって大成功している会社だ。
私は妻に宣言した、
「俺、誰が何と言おうとも、年に1回は海外に行くから。そのつもりでいてくれ」
しかし、第3子が生まれ、その子育てを放棄するわけにも行かず、月日が流れた。
そして、今年の2月、ついにさまざまな大小のハードルを乗り越えて海外旅行を果たした。
リスク
欲しいものを手に入れるにはそのものに見合ったリスクがともなう。
大きなものを手に入れるには大きなリスクがともなう。
つまりリスクを得ているうちは欲しいものに近付いているということだ。
そう考えるとリスクそのものもまた楽しめると良い。
ただ極めて重要なのは手に入れるという結果だ。そのためにリスクマネジメントが必要だ。
こんな当たり前のことに 今朝の朝風呂で気付いた。