社長の仕事
3月3日から2週間にかけて、北海道教育大学函館校からインターンの学生が来た。前半が男性で後半が女性だった。「社長秘書」ということで、募集したが、まさか2名も来るとは思わなかった。本当はもっと応募があって、抽選で決まったらしい。
そうは言っても、当社にはもちろん秘書なんていうポジションは無いので、鞄持ちをさせた。結構、楽だった。
彼らと一緒に時間を過ごして思ったことは、「社長はほとんど何もしていない」と言う事だ。いくら守秘義務があるといっても、本当の社長の仕事はインターンには見せられない。社員とのシビアな話では席をはずしてもらった。そして、そういう重要な仕事は1日に30分、1週間(5日間)に2時間半くらいしかない。
でも、言い訳をしたい。自分の存在意義をかけて・・・。(汗)
社長はその30分のために他の7時間半を使っているのだ。新聞やネットの情報から頭に情報を置き、学習によって理論を構築し、温泉によって気分を転換し、映画館で心を育て・・・そうして、本来の社長業(1に営業、2に社員教育 3に借金の保証人 4 その他)にむかえるのだ。
ああ、全然、言い訳になっていない。
うん。正直に言う。優秀な社員がいて、会社経営上の数字が黒であるならば、社長は本当に楽です。ごめんなさい。許してください。
2人のインターンは私の負の側面だけをうらやましく思って帰ったのではないかと心配している。