デジタルビデオカメラの話
我が家でビデオカメラを買ったのは5年以上前の事である。きっかけは妻の妊娠である。2人で産婦人科に行き、直径1cmもない娘のエコーの写真を見たその翌日の事だった様に記憶している。当時16万円したそのカメラを取引先のお店で10ヶ月ローン・・・つまり生まれた時に返済が終わるようにして買った。
2~3回、修理に出したが、今でも元気に動いている。
我が家の子どもたちは幸せである。毎月1日と8日の誕生日には撮影されている。生まれた瞬間からの動画が残っている。ここだけの話だが、筆舌につくし難いほどのかわいさである。
今日、晩ご飯を食べながら、そのビデオを見る機会があった。私と妻はほとんど変わっていない。しかし、子どもの成長はめざましい。私の子どもの頃の記録は写真だけだった。今はビデオで記録が残る。ビデオの記録は動画と音声が同時に記録されるので、見ていてもその時間のその場所へのタイムトリップが可能な気がする。あの時・・・たぶん今と匹敵するほど苦しい生活だったと思うが、このデジタルビデオカメラを衝動買いしていて良かったと思う。
沖縄のおじい、おばあにもビデオを時々ダビングして送るが喜ばれている。子どもには大人を精神的に元気にする不思議な力があるように思う。
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