仕事のミスの根本原因を探る
会社という組織の中で問題が起こった時にはその根本原因を探す。
「○○の部署が悪かったんだ」、「責任は○○さんが確認を怠ったからだ」というのは根本原因にならない。上記で解決してしまった場合は、じゃ、○○部署にもっとがんばってもらおう、別の部署にさせよう、○○さんにちゃんと確認してもらおう、別の人にさせよう・・・などという対策になってしまう。
個人に悪意が無い限り、すべての会社構成員は自らのためと会社のために最大限の努力をする。その上で起こるミスだから、何が悪かったのか、どうして確認を怠ることになったのか・・・その理由を、警察の科学捜査官(?)のように追求しきることが解決につながる。
人のせいとか、自分のせいとか安直な解決はせず、科学に基づいて、原因究明することが大事なんだ。
こういうことをちゃんとできる幹部がいると、安泰なのだが・・・相当な訓練がいるんだな・・・これが。
PS:根本原因と書いて、思い出して検索してみたら、2年以上前に問題解決について書いている文章を見つけた。転載しておきます。
https://susumukato.com/article/4288413.html
自然と僕もそういう事を他の人に言ってるんだなーと思いました。
いつも僕は原因と対策という言葉を言います。
僕はすべて出来てはいないけど、確認の確認とか、確認をもっとするとか、そういう対策は対策じゃないと思いますし、確認という作業は仕事の中で最も不要なものだなと思います。
だから、なにかトラブルがあって対策をとる場合は、絶対に確認という言葉が入らないようにしています。
これからもそういう風に言えるように、対策の引き出しを作っておかなければいけませんね。
頑張ります。