給料一筆の終了
2015年12月10日の給料日をもって、給料一筆を終了しました。
以下、社内報「IMAGINE」第92号からの転載です。
前回のイマジンで予告していた通り、本日お配りする給料明細を最後に給料一筆を終了します。正確な時期は覚えていないのですが、当社は昔、給料を給料日に手渡ししていました。ある社員の給料が手取りで100万円を超えた(当時の加藤進の給料は総額25万円)時に、大金の給料を運ぶのが怖くなり、振り込みにすることにしました。給料を手渡しする時には「お疲れ様です」とか「ありがとうございます」とか、一言かけられたのですが、振り込みになると、そういう血の通ったことができないなと考えて、給料一筆を始めました。
始めのうちは全員に手書きでした。汚い字で徹夜で書いていたように思います。そのうち社員が増えてきて、手書きだと手が疲れるし、たくさんの言葉を書きにくいということで、長谷川経理担当取締役にお願いして、「給料一筆システム」を作ってもらいました。
100人を超えると名前と顔も一致しなくなりました。給料一筆システムには顔写真も入れてもらうようになりました。1か月に1回、顔と名前を確認し、月報を読みながら一筆を書いてきました。そんな給料一筆の歴史も本日で終わりです。会社は新しい段階に入ったなって思っています。これまで一筆に費やしてきたパワーを別の形で会社の発展のために使いたいと思います。一筆を惜しむ声を月報に書いてくれたみなさんもいました。ありがとうございました。社員のみなさんには正社員はもちろん派遣社員でもパートさんでも社長にものを言う権利、社長とランチをする権利があります。必要な時はご活用ください。