「面白い」という資質
人間にはたくさんの資質がある。真面目、正直、勤勉、正確、几帳面、大らか、明るい、意欲的、知的、かっこいい、美しい、可愛らしい、などなど、いくらでも出てくる。その中で、私が注目してるのが「面白い」だ。ユーモアがあるっていう置き換えもできる。面白いにも低俗から高尚まで、いろんな水準があるが、評価するのは目の前にいる相手だ。
相手が心から笑えたならどんな面白さでもいい。
関西の人ってさ、発言する時に必ず「おもろい事、言ったろ!」っていう意識があるよね。指鉄砲でズドンって撃ったら、必ず苦しみながら倒れてくれるような土地柄。
あれって素晴らしいセンスだと思う。
偉い人も、例えば大統領や国会議員なんかも、講演の中でジョークをかますよね。そこにヒューマニズムを感じる。
俺の爺ちゃん。面白い人だった。俺の父さんも面白い。うちの息子も面白い。
女性が好きになる男の条件でも「面白い」が、上位にあった気がする。
最近、面白い男が本当に希少だ。絶滅危惧種だな。
加藤進はもっともっと面白くなりたい。
PS.10月11日と12日に朝市の新しくできた建物で落語が2日間、開催される。俺は学びに、笑いに行くぞ。