中年オヤジ化
昨日、床屋に行った。その床屋には白髪を染めるというサービスがある。かなり迷ったが、やめることにした。年相応の外見でいいじゃないか・・・と思い直すことにしたのだ。
思い起こすと私は外見を磨いたことが無い。大学のときはいつも短パン・タンクトップに草履だった。卒業してからはずうっとジャージ。学校の先生をしているときもジャージか白衣(理科の先生だから)。
個人事業を始めたときも基本は私服だった。おしゃれらしいおしゃれはしたことが無かった。香りが好きで、少し香水は使った。気分が変わるしね。それにしても、外見を気にしたことなんて全然無かったし、外見を気にする男性を軽蔑に近い感情で見ていたと思う。
しかし、ここのところ、私は外見をとても気にするようになった。38歳にして、「ステキ」とか「かっこいい」とか、「さわやか」とか外見を評価されることにちょっと快感を覚えている。
しかし、これは危険だ。これは中年オヤジになってきていることを象徴しているように思えてきた。老化を気にしているのだ。
昨日なんか、白ワイシャツと靴下をまとめ買いしてきてしまった。
加藤進。それじゃ、ダメだよ。男は中身だよ。内面だよ。器の大きさだよ。頭の良さだよ。頭の回転の速さだよ。どこまでも広い心だよ。しっかりするんだ。中年オヤジになっちゃだめだ。
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