正当な「だだ」
今日、長男に見事な「だだ」をこねられた。
息子は正月に3歳になった。3歳にはなったが、食事のときに「おっとーのひざで食べる」、「食べさせてー」と私に寄ってくる。
私は食事は一人で落ち着いて食べたい。だから、ほとほと迷惑している。
「もう3歳なんだから」とか「お兄ちゃんでしょ」なんていいながら、何とか自分で食べさせようとするが、うまくいかない。
そこで、今夜は「一人で食べないんだったら、食べるな。君の食に対する情熱はその程度のものなんだ」などといいながら片付けてしまった。そうすると猛烈な抗議が始まった。叫ぶ、たたく、跳ねる、わめくが10~15分も続いただろうか・・・。その中で彼が言うには「僕は3歳じゃない。僕はお兄ちゃんじゃない。僕は赤ちゃんなんだ」。
3歳とかお兄ちゃんとかは誇らしいことだが、それは大人の目から見てのこと。そんな名誉はいらないから、おっとーに甘えながら食べたかったんだ・・・まだ、子ども扱いをされたかったんだ・・・。私は抗議を受けながら、「それ、正論だな」なんて感心した。
妻には悪いが、長男は誰よりもおっとーが大好きである。そしておっとーも長男が大好きである。気が遠くなるほど可愛い。
彼の激しい「だだ」はいつまで続くのだろうか、そして私はどこまでその「だだ」に付き合うのだろうか・・・。
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