加藤進@永遠の旅行者
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中国における反日運動

暴力で問題を解決しようという事は言語道断であり、許されない事である。それは前提である。しかし、中国の国民が日本の動きに対して反応し、行動することについては、それなりに道理のあることだと思う。日本国民は脳天気でなーんにも考えていなくて、何が起ころうとも動かない。
中国は日本の国連の常任理事国入りに反対しています。この反対は正しい。本来は日本国民が反対すべきだ。アメリカが世界を支配するにあたり、まず国連をのっとろうというのが現在のアメリカの狙いです。イラクを侵略する際に最後まで国連はOKと言わなかった。今後は国連を自分の手下、思い通りに動かして世界を支配しようとするのがアメリカの世界戦略であり、そのために「Noと言えない日本を常任にしておこう」という事なのだ。中国人はこれを見抜いている。かなり国際的な視点を持っている。
それから、憲法の改悪・・・とりわけ9条を変えて自衛隊を軍隊にするって事にも敏感・・・これは当然侵略された過去があるんだから・・・だし、教育基本法も改悪しようという動きにも敏感だし、歴史を捻じ曲げ、侵略戦争を美化しようとする教科書問題にも敏感です。これで怒らない中国人はいないでしょう。
しかし、日本人はぼーっとしていますね。私は暴力は認めませんが、テレビの向こうの中国人を尊敬の目で見ています。

posted by かとうすすむ  日記  コメント (1)

コメント

  1. 加藤弘二 より:

     反日運動を利する日本政府
     連日の報道を見ながら異常な報道姿勢に今回もしてやられたりの感が否めない。
     日本政府はマスコミを使って、自分の側に有利に働く環境作りに余念がない。
     日本のマスコミは、民主団体が整然と行っているデモ行進や集会活動が、そこに何万人集まろうが、どんなに切実な要求を持った集会であろうが、日本政府にとって不利なことについてはまったく報道しない。取材に来ても編集段階でカットされ一行も報道されない傾向にあるでしょう。
     平和運動にしても整然とした数万人の抗議行動は報道されないにしても20人か30人のヘルメット集団のジグザグデモはアップで報道される。
     「非道」なことのみを報道する日本のマスコミにとって中国・韓国の投石、ペンキ、卵、トマト投げ「反日行動」は、格好なニュース性があり、日本政府にとっては千載一遇の大チャンスとなっている。
     日本の民主運動は、時々「社会主義」とか「共産主義」の肩書きを持った外の国々の行動によって大きな痛手をこうむってきた。「アレが、民主主義者の成れの果てだ」と。
     今回も、日本政府は「靖国参拝」「歴史を捻じ曲げた教科書検定」の本質論議を抜きにして、「非道な行動」の終日報道によって、正当化の道を日本国民に抱かせることになるのでしょう。
     中国政府の態度もあいまいである。きちんと統制を取って、整然たる「対日抗議行動」の展開を望みたい。
     小泉政権によって憲法や教育基本法、消費税の大幅増税など、大変換がなされようとしている現在、日々抑圧されている多くの国民が為政者に対して今こそこぶしを振るうときであることには異論はない

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