加藤進@永遠の旅行者
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栗城史多氏の講演を聞いて

八雲町の青年会議所の主催だった。
青年会議所って日の丸が大好きな組織なんだよね。胸に日の丸飾ったり、舞台にも必ず日の丸を飾る。本当は栗城さんのステージをアップしたかったんだけど、ステージに日の丸があったから、やめた。
日の丸は右翼の旗で戦争推進の旗で、アジア侵略の旗で、子どもに愛国心を押し付ける旗で、強制の旗で・・・だから私は大嫌いなんです。卒業式や入学式では起立しません。でも、今はPTA会長だから、管理職のために起立してます。大人のフリです。ものすごく屈辱です。
さて、本題。
栗城さんの話はとても良かったです。八雲まで行って本当に良かった。
学んだことを書いておきます。
1、登山で最も感動するのは頂上の2m手前。頂上に到達できると確信した瞬間。頂上に立った時は冷めてきて、下山の時に命を落とすことが多いらしい。燃え尽き症候群のように燃え尽きるんだって。だから、下山の時には次の山に登るために確実な下山を・・・と心がけるんだって。
俺、ホテルを買う時がそうだった。買うことにチャレンジするって決めてから、猛烈に燃えに燃えたんだけど、銀行融資が決定したところが興奮のピーク。実際に自社の経営になった時には、かなり冷静になってた。今は、もう一つホテル買って、3棟目は温泉付きにしたいな・・・自分がいつでも温泉に入れるから・・・のような、次の目標のために、稼働率UPの努力をしている。
2、すぐ目の前に頂上が見えてても、下山を選択することってある。
 この判断は極めて大事だよなって思った。生きていれば、次のチャンスがある。下山までが登山だ。会社経営って、結構、見栄だったりする。加藤進なんて地位と名誉が欲しくて、プライドで経営している部分がある。いくつかの事業は撤退した。青森まねきネットは撤退したし、パソコン教室も撤退した。いずれも進めていたら、終わってたかもしれない。撤退という判断とその時期を間違わないことって大事だわな。
3、「苦しみ」の性質とそのとらえ方
 ① 苦しみは闘って勝てるものではない。
 ② 苦しみから逃げようとしても、苦しみは追ってくる。
 ③ 苦しみとは「振り子」である。
 つまり、苦しみとは仲良く付き合うことが大事だという事だった。
苦しみが大きければ大きいほど、喜びも大きいのだっていうことだった。
大きな大きな苦しみを受け止める人は、大きな大きな喜びを得ることになるってことだ。
私の人生はその通りだったなって思った。
無酸素でエベレストに上るほど苦しくはないが、それなりに苦しみを味わってきて、今も味わってて、今後も味わっていく。それの反対側で、どんどん私の夢が実現していっている。
なるほどなーって思った。
4、失敗の定義
 ・ チャレンジをやめた時
 ・ 止まった時
 ・ 何もしない時
 つまり成功に向かって目標に向かって、チャレンジし続けている限り、失敗じゃないってことだ。俺は大丈夫そうだ。進っていう名前だし。
栗城氏から学んだ。栗城氏、ありがとう。
俺は自分よりかっこいい人は嫌いなんです。
でも、あなたには感謝しています。
最後に、主催した青年会議所さん、ありがとう。

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世界遺産の金色堂を見て

http://www.chusonji.or.jp/guide/precincts/konjikido.html
これ、見てきました。
藤原家の親子たちがミイラとして眠っているらしい。
全て金。木の上に漆を塗って、その上に金。
強烈に贅沢な建物だが、極楽浄土をこの地上に作ってみたらしい。
つまり、藤原家の一族・・・しかも男たちだけは極楽浄土に行くぞっていうことだ。
そういう利己主義なこの者たちを、きっとお釈迦様は地獄に落としたことだろう。(笑)
エジプトのピラミッドもそうだが、いつの時代もどこの国でも「自分さえよければ」「自分さえ次の世でもいい思いをできれば」って考えるんだなーって思った。
自分は大丈夫かな。退職金は0円だし、死亡弔慰金規定も作っていない。
そこまでは大丈夫。でも退職後の備えは準備しつつあるな。俺も地獄行きか。望むところだ。(笑)

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被災地を見て

函館公和会(日本政策金融公庫の借金をしている人たちの会)の1泊2日研修旅行に参加してきた。
宮城県と岩手県を巡ってきた。旅の目的は2つ。
1、被災地をみる
2、世界遺産を見る
でした。
あれからたった2年。ものすごいスピードできれいになっていました。とりわけ石巻を見てきたのですが、更地だらけ。更地の上に草ボーボー状態で、時の流れの速さを感じました。
津波の恐ろしさを追体験した感じです。
まず、地震に対する知識が必要です。
地震が起きたときに
1、津波が来るのかどうか。
2、津波が来るなら、すぐに高いところに逃げる。
3、裸で逃げる(何も持たないでっていうこと)
4、「家族は家族で逃げているはず」と信じること。
子どもたちとも避難訓練が必要です。
どこに逃げるべきなのか。
お父さん、お母さんを待たずに自分自身で逃げること。
こういう確認が必要です。
考えてみると、函館はかなり平坦な地形です。
3・11級の津波が来たら安心していた我が家も・・・と不安になりました。
あっという間に、多くの人々の・・・男も女も年よりも子どもも・・・命をさらっていった津波。
生死を分けたのは知識でした。
家族にも社内にも徹底しようと思った。

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加藤進(かとうすすむ)

加藤進

Susumu Kato

  • アトム不動産 代表

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