加藤進@永遠の旅行者
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第2回 立待岬

人間を育てるのは人間である                加藤進
日本中で過去には例を見なかった残虐な事件が、子どもによって起こされている。幼児を高いところから落とす、友人や教師をナイフで刺す、母親を殺害し、その首を切り落とす、赤ちゃんを殺し、押入れで生き返らせようとする。報道は氷山の一角で、このような事件は無数にあるものと思われる。法律を変え、罰則を強化・低年齢化する事では全く解決しない。なぜなら、相手は法律を理解できない年齢なのだ。
昔と今、何が変わっただろうか。私は子育てが変わったと思うのだ。親が子どもを育てていない。では、誰が子どもを育てているのか。それはテレビであり、ビデオであり、DVDであり、パソコンであり、テレビゲームであり、ハンディゲームであり、携帯電話ではないだろうか。それらのものさえ与えておけば、子育てに手はかからない。何時間でもおとなしくしている。
公園に行くと、ベンチに座って数名の小学生が会話もせずにひたすらゲーム機を操作している。児童館に行くと、子どもたちがパソコンに向かってゲームやインターネットをしている。函館市の児童館にはパソコンとインターネットの環境がある。公園や児童館って、そういう場所でしたっけ? と私は問いたい。
私は会社の採用試験で1年に約200名と面談をする。そのコミュニケーション能力が年々、確実に落ちている。IT関連機器に育てられた人たちがどんどん大人になってくる。函館も例外ではない。
オオカミに育てられた子どもがオオカミのように育った記録がある。IT関連機器・電子機器に育てられた子どももそのように育つのではないだろうか。
我が家では子どもにテレビも含めIT関連機器を一切与えていない。与えない子育ては大変だ。たくさんの手がとられ、工夫が必要だ。しかし、人間を育てるのに手抜きはできない。IT関連企業を経営する私が提唱します。IT関連機器を与えない子育てを日本中のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんにおすすめしたい。(本文807字)
(有限会社みのり 代表取締役)

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第1回 立待岬

函館への想い 加藤進
1997年、ちょうど10年前に函館に来た。父方の祖父は函館の市場で商売をしていたし、父も西高から教育大函館校という経歴を持つので、函館とは縁があったのだ。函館に住み続けるきっかけは妻がくれた。函館の街が気に入ったというのだ。私は商売することを決意していたので、ま、30万都市は悪くないなと思って函館永住に同意した。事業名も函館永住の決意を冠にし「函館まねきネット」とした。
大学を卒業するときにはすでにバブルははじけていたし、人口減少やシャッターの下りる表通りのお店を見ても「自然の流れ」と割り切っていた。しかし、さびれていく函館の中で残念に思うのはギャンブルの空気である。過去、栄華を誇ったサイカデパート、西武デパート、それぞれパチンコ店となった。デパート跡に限らず、つぎつぎ新店オープンの様相である。函館市においては競輪である。子ども向けのアトラクションを組むなど、「家族そろって」という宣伝スタイルに唖然とする。私は3人の子どもの父親だが、ギャンブルには触れさせたくない。
私は函館の地形が好きだ。函館山、両側に広がる海、どんなにお金をかけても人間業でこの地形は作れまい。私は函館の人の純朴な心意気が好きだ。個人事業時代、お客様のところに訪問すると、お金以外に野菜や魚や昆布、缶コーヒーやお菓子など・・・手ぶらで返してくれないところがある。気前がいい。若い人たちの「函館に住み続けたい」という気持ちが好きだ。田舎ほど東京に出たがる。でも、道南の若者は道南を愛している。
先日、ハローワークでお話を伺う機会があった。渡島檜山管内で3月に就職できた高卒者が917名、そのうち管内に就職できたのは44%の407名だったそうだ。雇用の受け皿をもっともっと増やさないと、こんなにいい街でありながら、未来を担う青年がいなくなる。雇用をすすめるのは会社の経営者だ。私もその一人として、もっともっと努力したい。(本文797文字)
(有限会社みのり 代表取締役)

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立待岬

北海道新聞道南判の「みなみ風」の立待岬に私の寄稿が載ります。
3月19日号です。5回目の記事です。お楽しみに。

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加藤進(かとうすすむ)

加藤進

Susumu Kato

  • アトム不動産 代表

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