【26/36フィリピンの旅その1】
〈TAWI-TAWIの朝〉
飛行機が飛べなくて折角いただいたTAWI-TAWIの朝なので6時から散歩に出かけた。いつもの道ではなく、初めての道を90分くらいの歩いてみた。道は相変わらずのゴミだらけだが、朝日も空も海も美しい。犬もヤギも美しい。いい気持ちだった。

〈海の上の家〉
TAWI-TAWIには海の上に建てられた家が沢山ある。初めてみた時から、たくさんの疑問がある。見た目はこれ以上ないほどの美しさなんだ。絵になる感じ。リゾートホテルなら一泊10万円とか言われそうな。でもさ、一般住宅なんだよね。土地は沢山あるのにどうして海上?水道はどうなってんの?下水は?トイレは?電気は?今度来た時は中も見せてもらおう。


〈ガソリンスタンド〉
ガソリンスタンドがないなぁって思ってたら、今朝の散歩で2つ見つけた。そして、2つとも潰れてた。1リットルのビンでガソリンを売ってるお店もほとんどが60ペソなのに、55ペソで出してるところが3件くらいあった。やはりビジネスは競争なんだな。あーやだやだ。勝てば楽しいんだけどね。競争は果てしないから。
〈タバコ〉
TAWI-TAWIで売ってるタバコは健康被害に関する写真がない。行政区によって法律が違んだな。ちなみにここでは10歳にも満たない子どもが堂々とタバコ吸ってる。悲しい。
〈フィリピンの治安〉
日本ではフィリピンの治安は悪いものと思われている。iPhone13(1300USD)を持ってても、ドローン(15万円)を持ってても、1人で歩いてても平気だ。早朝も歩いたし、夜も歩いた。夜は街灯がないので、足元は怖いが、女性も子どもも歩いてる。フィリピンは神様が2人もいるからみんな悪いことできないんじゃないかな…。ただ、フィリピンの治安が悪いっていう悪評のお陰で日本人がいないので、海外が海外らしく楽しめる。
〈ゴミ〉
全ての人が勝手気ままにゴミを捨てる。公共サービスがゴミを集めて持っていく。めちゃくちゃ不合理じゃない?きれいな街の心地よさを体験させたい。日本ってすごいね。

〈空港へ〉
昨日空港からホテルに連れ帰ってくれたトライシクル。朝9時に迎えにきてくれることになってたが、8:40にきた。ホテルの中、部屋まで迎えにきた。とても美しい女性も一緒だ。そうか、もう1人乗せて少しでも多く稼ぎたいんだなぁ…って思いながらその美しい横顔を楽しみながら空港までの道のりを走ってもらった。空港に1番近い家の前でトライシクルは止まった。彼は「ここ、俺の家なんだ。今度遊びに来て」という。で、美しい女性は家に入っていくので、「彼女はワイフか?」って聞いたら妹だった。TAWI-TAWIに来る理由がもう一つできた。ただ、その場でSNS友だちになろうとしたら2人ともネット回線がなかった(笑)

〈空港の主〉
トライシクルドライバーのMohammadはまるで空港の主だった。俺の荷物を2つとも持って歩いてくれて、まず最初に保安検査場で荷物を通し、そのあと荷物を預ける窓口に行き、何やら話したら、昨日とは違って、何のチェックも受けず、中に何が入ってるかの確認もなしに終了。機内持ち込みバックは彼が持ってくれて再び保安検査場を通し、さらに彼は搭乗口前の席まで荷物を運んでくれた。ここまで、航空券の確認もIDの確認もない。え?セキュリティエリアじゃないの?彼はすごいな。ザンボアンガのホテルに着いたら友だち申請しなきゃ。

〈見たくないもの〉
昨夜、骨と皮になったおじいさんがゴミの山の中でスナック菓子の袋を逆さまにして、口に運び、少しくらい入っているであろうスナック菓子の粉が落ちてくるのを待っていた。今朝になっても、空港に着いても、その光景が頭から離れない。「お金を渡すべきか…」一瞬思ったが、それはしないっていう俺のルールに従った。この国には2人も神様がいるのになぜ放置するのか。憲法第25条、生存権が保障されている日本はすごいな。改憲勢力はそこも無くす方向で狙ってるんだろうけどね。
〈マスクとコミュニケーション〉
今日、Facebookの友だちが999人になった。この旅で1000人にはなりそうだな。10年以上かかったな。最後の8人はフィリピン人だ。フィリピンでは1ヶ月足らずで8人の友だちが出来たが、ハワイでは2ヶ月以上いたのに1人も友だちは出来なかった。理由の推察だが、マスクだな。マスクをしてると、お互いにコミュニケーションを避けるんだよ。マスクをしてないとコミュニケーションが始まるし、口角が上がるのがわかりやすい。つまりスマイルだ。人間って他人のスマイルを楽しみにして生きてるんじゃないかな。
〈空港にて…〉
搭乗時刻を30分過ぎてる。今日こそは飛ぶんだろうなぁ。って思ってたら…、お客を1人も乗せてない飛行機がやってきた。そして乗れた!




〈機内でコーヒー〉
機内でコーヒーを頼むのは堂々とマスクを外せるから。いつもは「ブラックコーヒー」と頼んで100ペソかかっていたが、インスタントコーヒーを頼むと50ペソだと分かった。スリーインワン。コーヒー、ミルク、砂糖が一体になってるフィリピンお得意のやつだ。フィリピン人はとにかく、甘いものが好き。

〈島が欲しい〉






〈I am arrived Zamboanga airport〉


〈歩いてホテルへ〉
チェックインの時間までにゆとりがあるので歩くことにした。トライシクルが70ペソって声をかけてきて、少し揺れたけど歩くことにした。途中、両替(小さなお金を作る)のためにジョリビーでいつものC3をオーダーする。大きな店だと1000を出しても文句を言われない。ジョリビーで停電した。なんだか面白い。


〈ホテルにチェックイン〉
14時にチェックインした。昨日泊まれなかった事についてのキャンセル料は無かった。そして、前回2200って言いはられたのに、今日は1300で泊まれた。ラッキー!シャワー入って思う存分Wi-Fiを使っている。ブログもいっぱいアップできた。
〈大ピンチ〉
今朝、パッキング中にトライシクルが部屋まで迎えに来たんだよなぁ。約束の時間よりも20分も早く…。カバンの中にサーフェイス(パソコン)の電源ケーブルが無い。これ、特殊なんだよなぁ。近くにパソコンショップがいっぱいあったから行ってみた。が、みんなサーフェイスを知らない。マイクロソフト社のパソコンなのに。諦めた。パソコンはドローンやGoProの動画を扱うのに必要だったが、パソコン以外の方法でやる事を考える。昨夜のホテルにメールしたら、チェックしたけど無いって…。うーーーーん。ま、いっか。
〈夕食〉
まず、ピンチの時はステーキ食べて元気出す!頑張れ!加藤進!グリーンマンゴーシェイクとね。

以上
【25/36フィリピンの旅その1】
〈貸切トライシクル〉
飛行機が昼過ぎなのでホテルのチェックアウトは10時amでOK。ってことで、朝6時からお散歩に出て、そのあと、BONGAO ISLAND一周の旅に出てきた。トライシクルの交渉がとても難しい。英語が通じないし、地図が読めない。でも、300ペソで成立して行ってきた。ドライバーはいい人で、所々で説明してくれる。全然意味はわからないけど愛は通じた。70分くらいの旅でした。疲れたのでホテルで一休み。クーラー気持ちいい。















〈TAWI-TAWI〉
ハッキリ言って、ボラカイを超えている。美しい自然がそのままある。開発の手が入っていない。まだ観光化されていない。Wi-Fiは無いけど、それでもいいわ。この島はこのままがいいな。誰にも知られず、有名にならず、『地球の歩き方』にも載ってない。今のままのTAWI-TAWIが最高だわ。


〈曜日感覚〉
俺はすごいよ。ここまできたか…って思った。曜日感覚がなくなることってよくあるよね。でもさ、そういう時って、今日は何曜日かを必ず確認するでしょ? 俺はね、「別に、何曜日でもいいじゃん」って、調べない身分になったよ。何曜日であるかは本当に必要のない情報になった。いえーい。曜日にも縛られない加藤進。(帰国したらゴミの日を守るために必要(笑))
〈空港へ〉
トライシクルで150ペソ。今日もいい天気だ。ついてる。

〈フィリピンの耐え難い文化…文化?〉
それは道端に唾を吐くこと。国によっては法律で禁じたり、罰金というところあるよね。埃っぽい土地では衛生上、飲み込むよりは吐き出す方がいいのかもしれないが。若くてすてきな女性もやるんだよね。100年の恋も…ってやつだな。さすがに写真はありません(笑)
〈さて空港だが…〉
搭乗時刻を1時間20分過ぎているが、何のアナウンスもない。みんな文句も言わずに大人しく待っている。そうだ。遅延はLCCの当然の権利だった。どうせ暇だし。待とうじゃないか。

〈なんと!飛ばない!〉
散々待たせた上で飛行機はキャンセルとなった。どういう理由でキャンセルになったのか、代替機はあるのか、さっぱりわからん。みんなも興奮してて、それを見てると笑えてくる。とりあえず、空港のくせにネットも繋がらんし、ホテルに帰って「もう一泊させて!」ってお願いすることにした。ホテルに向かうトライシクルの中でセブパシフィックからの明日の11:00に変更っていうショートメッセージが届いた。とりあえず、一安心。ザンボアンガには2泊の予定だったからそれが一泊になるだけ。今夜の宿もとれたし、ザンボアンガのホテルにもメールしたし。ゆっくりする。あー、ネットのない環境がもう一日増えたなぁ。

〈Sandaraさんに会いに〉
日が暮れてから夕食に出かけた。2日前に食べたやつ。50ペソ。そしてフルーツ食べにSandaraさんの店に行った。俺の好きなフルーツが無かった。近くの店でマンゴスチンの塊を買ってきた。200ペソ。安い。南国は手間ひまかけなくても美味しいフルーツが勝手にできちゃうから安いのかな。今日はSandaraさんの妹と友だちも一緒だったがみんな可愛くて、欠航で良かったって思った。マンゴスチンを少し振舞って、自分は5個くらい一気に食べて、残りはホテルに持ち帰った。よし、明日こそはザンボアンガに行くぞ。この後の俺は忙しい。明日がザンボアンガ、明後日がセブ、その次がパラワン島のプエルトプリンセサ。毎日飛ぶから。

〈フィリピン年齢〉
Sandaraさんのお母さんと俺は同じ歳だった。お母さんは「あなたは38か39くらいに見えるね」って言ってくれた。フィリピンではよく30代って言われる。フィリピンの男性はみんな苦労してて、日焼けしてて、シワが多くて…老けて見えるんだよな。ラッキーだ。でも、年齢を聞かれたらいつも正直に答えるようにしてる。でも、10くらい引いてもいいかな。
以上
【24/36フィリピンの旅その1】
〈昼は暑すぎる〉
昼間の日差しは暑すぎて疲れる。だから、朝と夕方だけ外に出ようと、5時半に起きた。外はバケツをひっくり返したような大雨。そして、5:35分からの停電。とりあえず大雨の撮影した。停電も大雨も5:55には解消。この激しい変化が好きだ。

〈外に出ると虹〉


〈食べ物〉
沖縄のムーチーのような感じ。って言ってもほとんどの人はわからんべな(笑)。5ペソ。

〈朝日〉


〈マスク率ゼロ〉

〈停電〉
7:13から7分間。誰一人として慌てない。きっとあるあるなんだろうなぁ。
〈タウィタウィの可能性〉
タウィタウィはとてもいいところだ。海が綺麗だ。ボラカイ島よりもキレイな海と砂浜を見つけたよ。ダイビングスポットが近くにいっぱいありそうだし、珊瑚もそこに住む魚たちもレベルが高い。お客が少ないからダイビング屋さんも少ない。街はとても活気がある。沢山のお店が軒を並べている。タクシーもgrabもない。有ることも魅力だし、無いことも魅力だ。なぜ、この町が観光で成功していないのか。それはネット環境が貧弱で、一切の動画をアップできないからだ。タウィタウィで取材する→ザンボアンガでネットにアップ…これを半年くらい続ければ、世界中から観光客を呼び込めそうだ。まず、今のうちにホテルとダイビングショップを買収し、トライシクルも5台くらい契約して、タウィタウィ観光ビジネスをすると巨大に儲かるな。以上、アイディアだけ。俺はやらない(笑)
〈停電〉
8:39から1分間。
〈いろんな早期退職〉
YouTubeには早期退職のリアルな情報が溢れている。反面教師も含め、参考になるものも沢山ある。タイのパタヤで月6万円生活…なんてものもある。どうやって、じっとその場所にとどまり、安い家、安い食費、安い娯楽で暮らすか…その追求は楽しそうだが、俺はやらない。俺は定住をしない。地球が俺の家。タヒチ、パリ、バリ、ニューカレドニア、フィジー、ブータン、行って見たいところ、それぞれで、それなりに暮らして見たいのだ。「世界で暮らす」をやるんだ。
〈ランチ散歩〉
これ、なんだろう?カムーティって言うらしいが、そう言われてもわからん。砂糖のようなハンペンのような豆腐のような。でも、あちこちで売られていて重要そうだ。

〈ゴミの山〉
大人から子どもまで、みんな平気でゴミを捨てる。しかもゴミのほとんどはビニール。風に飛ばされて海に落ちて、亀がクラゲと間違えて食べる。典型的な図がそこに有る。教育に期待される。


〈ガソリン販売〉
ガソリンスタンドは見かけない。ガソリンはこんな風に売られてます。1リットル60ペソ=150円。日本のガソリンは赤いよね。フィリピンでは黄色だよ。日本人だとガソリンが赤いって知ってる人は少ないかもね。フィリピン人はみんな知ってるよ。

〈ランチ〉
ここに来てから毎日「美味そうだなぁ」って思っていた焼き魚にチャレンジした。大きい魚は65、俺は小さめのを選んだら、「それは55だ」と良心的。他にも可愛い女の子がすすめるままにパパイヤサラダ見たいのと、黄色いきび団子みたいのとライスと炭酸ドリンクを頼んだ。スプーンもフォークも箸もないので、「だよな、当然、手だよな」って食べ出した。テーブルには手を洗うための水も用意されている。どのタイミングで手を洗うのかもわからない。食べてたらオーナーがスプーンを出してきた。ありがとうと言いながら最後まで手で食べた。トータル120ペソ。英語も通じない4人の女性店員がずーっと俺をチラ見して笑ってるんだよね。可愛かったぁ。



〈嗜好品の類〉
たぶんタバコ以上、麻薬未満。口の中でしばらく噛んでからぺって道端に吐き出すんだよね。うーん、いつ挑戦しようかなぁ。


〈期待は外れる〉
朝の散歩の時に人垣ができていたパン屋さん。みんな1回に15個くらい買ってた。仕入れかと思った。で、昼に通りかかったら空いてたので、2種類1個づつ買った。ふっくらしてないし、しっとりしてないし、パサパサだし、「これが美味いのか???」って思いつつ完食。フィリピンでは美味そうに見えたものがそうでもなく、不味そうだけど、YouTube的にいいかなって思ったものがうまいかも。

〈ドローン飛ばしてきた〉
また大勢が集まってきた
〈ドローン後の事件〉
ドローンの後、それぞれと握手したりハイタッチしたりして別れたんだけど、5歳くらいの男の子が俺と握手した後、その手を自分のおでこに持っていった。どういう意味なんだろうなぁって考えてるんだけど、たぶん彼なりの深い感謝の意だったんだろうなぁ。ネットが遅いから調べられない。明日、調べてみるわ。
〈TAWI-TAWIに女友だちができた〉
「なんか喉が渇いたなぁ」って思いながら街を歩いてたんだけど、どの飲み物も安いけど甘いんだよね…とそこに剥いたポメロらしきものをカップで売ってるおばさんがいて、ひとカップ10という。お金を払うと、そのカップに甘いソースをかけようとするので、「それはいらない」と止めていただいた。ちゃんと甘いし、みずみずしくてうまい。そのとなりにマスクしてるけど目元の美しい娘がいて、彼女は英語が話せて話が弾んだ。彼女は日本に来るのが夢で東京と大阪に行ってみたいと。「いま、日本人の友だちの招待状でビザが出るらしいから、俺と友だちになったらいいよ」って名刺を渡してきた。ホテルに帰ると速攻で友だち申請来てた。次にタウィタウィに来た時には有名な山へのガイドをしてくれることになった。つまり、もう一回来るな(笑)

〈格差社会〉
フィリピンにいると、1日100ペソ以内で暮らす人と1000ペソ以上で暮らす人の二つの層が有るんじゃ無いかと思えてきた。街で食べると5とか10とかのおかず、それとご飯は無料みたいな感じ。水も炭酸も20ペソ。普通の人の一食は60くらいじゃ無いかな。スキューバダイビングは2本で7500ペソ。ホテルは1350ペソ。中間の値段がない。もっとも流通している(汚く汚れている)紙幣は20ペソ紙幣。次が50ペソ。次が100ペソ。500と1000はキレイな紙幣が多い。みんなひっどいのを持ってる。お釣りをくれる時はみんなきったないやつを選んでくれるし、俺も支払いの時は汚い紙幣から出すようにしている。これがアメリカ(ハワイ)だと、「この紙幣は汚れてるからうちでは使えないよ」とか言われるんだけど、それが無いのは嬉しいけど…。

〈夕食〉
1番人気は?って聞いたら「なんちゃらステーキ」っていうので、それにした。で、出てきたのはこれ。飲み物付きで200。ま、いっか。追伸:食べ出したら美味い!(笑)

〈続:TAWI-TAWI女友だち〉
多分、読者の期待もあるかと思い、彼女に、「まだお店にいるかな?一緒に写真撮ろうと思って…」ってメッセージしたら、OKがでて行ってきた。マスクも取って美人だった。ただ、俺の肩に小人が立ってるんだよね。いーけど。またねって言って帰ってきた。

〈夜中の回線スピード〉
中国に住む娘(血縁はない)とチャットしてたら、0:50になってた。フィリピンと中国のその場所は同じ時間だと分かった。昼寝したのに元気だ。そこで気づいた。この時間だと、ネットがわりとサクサクだ。よし、でも寝るぞ!
以上