加藤進@永遠の旅行者
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未来社会を社内で実現できないかなって思った。

今日は19時から「アイディア検討任意会議」が開催された。
私とある役員との間で激論があった。
激論ではあるのだが、社長の私も彼も私利私欲を求めているのではなかった。彼は社員の給料を上げるために、しかも他部署の社員の給料を上げる方法を提案していた。私は自分の給料はもう固定で上げる気はなく、どうやって社員を増やし、事業を継続させ、可能ならみんなにお金をばらまけるかを考えている。
21時近くに会議は終わり、帰路についたが、資本主義を超えた社会を社内で実現できちゃうんじゃないかと思った。思ったから、その記録としてここに書いておくことにした。
加藤進は資本主義が人類社会の最終段階とは思っていない。資本主義のその先の社会があると思っている。
日本の多くの政党は資本主義のその先の展望を示せない。だからどの政党も行き詰まる。日本共産党だけが、資本主義社会のその先の展望を持っている。だから日本共産党は行き詰まらないし、言うことが一貫しているし、元気いっぱいだ。資本主義が行き詰まれば行き詰まるほど元気になるかもな。
さて、本題にもどす。
資本主義社会の次は社会主義社会だ。社会主義社会の次は共産主義社会だ。
科学技術が進歩し、生産性が非常に高まった時に、それが実現可能となる。
誰がいったのか知らないが、社会主義や共産主義を次のように定義したものがある。
社会主義とは:能力に応じて働き、働きに応じて受け取る社会。
共産主義とは:能力に応じて働き、必要に応じて受け取る社会。
この定義によれば、うちの会社はそろそろ社会主義体制になっているようだ。
みんな能力に応じて働いていて、剰余金はほぼ全部配っちゃてるからね。長時間働けない人はパートにしてあげたり、労働時間を週40時間から週30時間に減らしてあげたり、妊婦への配慮をしたり。利潤追求してないので、搾取って無いかも。法人税は払わないし、内部留保もしないっていう方針持ってるしね。社長の給料が平社員の4倍なのは多いのか少ないのかわからんが。まあ、俺は「働きに応じて受け取っている」と思っている。
このあと、うちの会社がその役員のおかげで、2倍の売り上げを上げるようになったら、「必要に応じて受け取る」ができるようになるかもしれない。
実家暮らしの人が一番給料が少なくて・・・月額25万円くらい。
配偶者がいれば30万。
中学生以下のの子どもがいれば一人につき5万円プラス。
高校にあがると子ども一人につき8万円プラス。
大学にあがったら、授業料を会社でだしてあげる。
子どもたちが巣立ったら、30万円にもどる。
配偶者が死んだり、離婚したら25万円。
必要に応じて受け取れたら、すてきだね。絶対に会社を辞めないし、会社のために貢献したくなっちゃう。
うちの会社ががんがん儲かるようになったら、やるから。きっと。

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給料一筆の終了

2015年12月10日の給料日をもって、給料一筆を終了しました。
以下、社内報「IMAGINE」第92号からの転載です。
 前回のイマジンで予告していた通り、本日お配りする給料明細を最後に給料一筆を終了します。正確な時期は覚えていないのですが、当社は昔、給料を給料日に手渡ししていました。ある社員の給料が手取りで100万円を超えた(当時の加藤進の給料は総額25万円)時に、大金の給料を運ぶのが怖くなり、振り込みにすることにしました。給料を手渡しする時には「お疲れ様です」とか「ありがとうございます」とか、一言かけられたのですが、振り込みになると、そういう血の通ったことができないなと考えて、給料一筆を始めました。
 始めのうちは全員に手書きでした。汚い字で徹夜で書いていたように思います。そのうち社員が増えてきて、手書きだと手が疲れるし、たくさんの言葉を書きにくいということで、長谷川経理担当取締役にお願いして、「給料一筆システム」を作ってもらいました。
 100人を超えると名前と顔も一致しなくなりました。給料一筆システムには顔写真も入れてもらうようになりました。1か月に1回、顔と名前を確認し、月報を読みながら一筆を書いてきました。そんな給料一筆の歴史も本日で終わりです。会社は新しい段階に入ったなって思っています。これまで一筆に費やしてきたパワーを別の形で会社の発展のために使いたいと思います。一筆を惜しむ声を月報に書いてくれたみなさんもいました。ありがとうございました。社員のみなさんには正社員はもちろん派遣社員でもパートさんでも社長にものを言う権利、社長とランチをする権利があります。必要な時はご活用ください。

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経営者が欲しいのは結果なんだ

それ(欲しいのは結果だって言う事)って客観的には傲慢だと思う。
労働者は持てる力を発揮してる。
能力を最大限につかっている。
夜も寝ないで考えている。
一生懸命に努力している。
でも、経営者っていうのは、そういう社員の日夜の努力は見てないし、見えない。
経営者に見えるのは結果だけなんだ。
経営者って傲慢だよね。
そして、加藤進もまた例外ではない。
努力している過程とか、評価できない。求めているのは結果だ。
資本主義って怖いね。加藤進をも、そういう血も涙もない経営者にしてしまうんだな。
でも加藤進は結果に対しては報いるからね。そこだけはそんじょそこらの経営者とは違うから。

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男女差別

俺は経営者だ。
女性社員にはとても優しい。
男性社員にはとても厳しい。
それって、やっぱり、客観的には男女差別なのだろうか?
でも、女性社員の多くは仕事ができて、私の期待を超えている。
そして、男性社員では、私の期待を超えない人の比率が高い。
男性社員にも優しくするべきだなーと、思った夜。

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「頭がいい」についての考察

最近、人は平等じゃないなって思う。
「頭がいい」人は加速度的に成長し、自由なお金と時間を加速度的に手に入れていく。
そうじゃない人は緩やかな成長、あるいは成長せずに、いつまでも長時間労働低賃金で生活していく。
「頭がいい」人は100人に1人くらいの比率だろうか。つまり、100人に99人は一生を長時間労働低賃金で暮らしていく。
いちいち「頭がいい」を「」で括ってきたが、これは学校の勉強ができるというのとは全く関係ない事を言っている。
好奇心が強い、観察力がある、探究心がある、探求力がある、行動力がある、コミュニケーション能力が高い、そんな能力だ。
小卒で総理大臣になった人がいる。斎藤ひとりさんもまともに学校に行ってない。
そう、高校や大学に行くのは、バカな頭を作る道なのかも知れない。高等教育が、好奇心や行動力を奪っているんじゃないかな。
ああ、俺、もっともっと頭良くなって、もっともっと自由になって、もっともっとお金も手に入れて、世界を変えるために時間も金も使いたいわ。
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加藤進(かとうすすむ)

加藤進

Susumu Kato

  • アトム不動産 代表

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