大企業優遇とは何か
経団連会長はキャノンの御手洗冨士夫会長だ。この人の出身地は大分県で、大分県にはキャノンの関連会社がある。この会社に対して大分県は2006年までの10年間で約48億円の補助金を投入した。1年平均4億8千万円。1日あたり130万円。
それだけつぎ込んでくれたら、有限会社みのりならもっと発展するよと言いたい。
それだけじゃない。この大分県のキャノン関連会社における労働者の雇用形態は85%が非正規雇用(請負、派遣、期間工など)らしい。
大企業の中の大企業、経団連会長の会社がこれだからね。大企業を優遇するということは庶民を苦しめるということとイコールなのを知る人は少ない。
大企業が発展すれば、そこで働く労働者などにお金が落ちるから経済が潤うというのが彼ら(大企業と彼らのために働く政治家)の論法だが、完全に破綻しているね。
「彼らのために働く政治家」っていうのは企業献金を受け取る政党に所属する政治家・・・というくくりでいいでしょう。
有限会社みのりは、助成金、補助金が無くても、青年の未来のため、地域のために頑張るのです。
連休
私の休日は土日である。法人化する前・・・2000年くらいは盆暮れしか休みが無かったから、本当に贅沢になったものだ。
しかし、3月は全体として休めなかった。重要な仕事が必ず土曜日か日曜日に入った。気持ちも頭も常に仕事モード、だから南茅部の川汲温泉が「おやすみ」として必要だった。
本当は3月31日は世の中の年度納めだし、4月1日は世の中の年度始めなので、それなりに仕事は山のようにあるのだが、思い切って割愛してみた。久しぶりの2連休。心身ともにリフレッシュした。
4月、会社の決算まで5ヶ月。新規事業もあるので何とも言えない状態だが、黒字決算を結果として出したい。
休日も大切にして、メリハリをつけて仕事に取り組もうと思う。
洗脳手段:テレビ
世の中の人は加藤進のことをよく知らない。普通は直接会って話してみたり、その人の著書を読んだりしなければ、その人について深く理解することは難しい。
しかし、会ったことも話したことも無い他人が加藤進のことを深く理解していたりする。それはこのブログのおかげである。
「どうしてそんな発想ができるのですか」、「私とは全然違う」など、全体として新鮮に私の文章を楽しんでくれているようです。
中には「普通じゃない」とか、「過激」とかの評もありますが、私としては「私こそが普通、世の中が異常であり、人々はおとなしすぎなのだ」と思うのです。
みなさんと加藤進との決定的な違いはテレビを見ないことでしょうね。私はテレビを全く見ません。そういう人は100人に1人もいないのが今の日本、この世の中でしょう。政府も財界もマスメディアを駆使して国民を洗脳します。マスコミ自身が財界の仲間ですし、多くの大企業をスポンサーとしていますから、洗脳したい方向は一致しているわけです。新聞や雑誌も洗脳手段となりますが、今時の若者は新聞とってません。貧乏ですから。だから洗脳手段はやっぱりテレビです。
それからもう一点。この洗脳手段のテレビにはもう一つの「効能」がありまして、中毒性・依存性があるのです。
1日に3時間以上テレビを付けている家庭では、「今日から1週間、テレビはつけない」と決意しても、なかなか出来るものではありません。
テレビの無い生活、是非とも試してみてください。安らかで知的で有意義で創造的な人間らしい時間を手に入れることができますよ。