義務教育は、これを無償とする。
憲法第26条2項にそうある。正確には
「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。」
だ。
俺はこの言葉が好きだ。義務と権利の話をすると、義務教育の義務は親に課されている。
子どもには学ぶ権利がある。
親には子どもに教育を受けさせる義務があるのだ。
子どもが権利を行使し、親が義務を果たす上で重要で崇高な理想が「義務教育は、これを無償とする。」だと思い、日本国民として誇りに思っていた。
でも、違ったぞ。小学校に入学する1年生の親は入学式当日に集金されるらしい。
氏名印:400円
粘土:500円
紅白帽子:450円
工作マット:300円
算数セット:2000円
連絡袋:150円
合計 3800円
それ以外にも独立行政法人日本スポーツ振興センターに保険料を納めることになっている。
年額945円で、函館市が一定の助成をしていて、結果460円が自己負担なんだって。
義務教育は無償・・・じゃないぞ。
憲法違反じゃないのか。
朝
給料明細の一筆とイマジン(社内報)と終わった。
するとこの時間だ。
これから語学の勉強をする。
中間管理職
私の会社も70人を超え、幸か不幸か中間管理職のようなポジション・・・とは言っても実質的にその部門を任せている責任者なのだが・・・がある。
このたび、その部門の売り上げが目標を達成したため、約束どおり、昇給することにしたが、この責任者が納得しない。自分の給料の話じゃなく、部下の給料を上げて欲しいという。一番安い給料の人たちに生活できる給料をあげて欲しいという。さらに、自分の給料は下げてもいいから、生活できる給料をあげて欲しいという。
結局、この責任者がこの部門を引き上げ、このたびの目標達成をやり遂げたため、責任者の給料を減らすことなく、この責任者の希望通りの、部下の昇給をすることにした。
自分の利益しか考えない人が圧倒的多数を占める世の中で、我が社の幹部の心意気に改めて感心・感動した。
さて、この水準が持続・継続でき、次の昇給やボーナスに行けるように私も頑張りたい。・・・私にできることはあまり無いんだけどね。