愛国心
政府はいよいよ愛国心を言い出した。道徳教育を言い出した。
戦前、「お国のために死ぬ」という思想を「愛国心」と言った。
そのために「修身」という教科があった。これが今の道徳と言われている。
国を愛する心を教育するっておかしくないか?
いい国つくれよ。平和で豊かな国をつくれば、勝手に愛されるから。
考えられないほどひどい国にしておいて、教育で国を愛させようなんてとんでもない話だ。
人だってそうだ。外も中も美しい人は誰からも愛される。
会社だってそうだ。お客様にも社員にも、豊かな会社は、お客様からも社員からも愛される。
国は自国の国民にも他国の国民にも豊かで愛があれば、自国の国民にも他国の国民にも愛されるんだよ。
そもそも、「愛国心を持たせるために」なんて言い出していること自体が病気だよ。ぜーんぜんわかっていない。
きっと国会議員のみなさん(一部を除く)は妻子(夫子)を愛していないし、妻子(夫子)に愛されていないんじゃないか? 愛を知らない。
愛を知らない人が政治を行うと、こんな国になるんだ。
うーん。妙に納得だな。