競争社会
帰りのJRの中で、「競争」についていろいろ考えてみた。
今の日本においては競争こそが全ての原理のように言われているが、私はそうは思わない。
競争は少数の勝者と多数の敗者をつくるものであるように思う。
「企業の生き残りをかけて・・・」なんていう言葉も平気で当たり前に使われているが、この言葉は「多くの企業が死んでいく中で、少数の企業が生き残る」というニュアンスである。
私は競争のない社会をイマジネーション(想像)してみた。衣食住に困らない給料が保証され、全ての職業で終身雇用が守られる。頑張った人は多くもらえるが、頑張らない(頑張れない)人も月収20万円もらえる・・・ま、言ってみれば労働者は全員国家公務員って感じかな。小泉の全く逆の発想だ。
私は科学技術の進歩は少しペースダウンしても良いと思っている。国際競争力はなくて良いと思っている。暑さ寒さをしのぐ着るものがあり、安全でおいしい食べ物があり、家と布団がある・・・あとはある程度の娯楽(私にとっては映画と音楽)があれば幸せ。
エクセルで試算して見た。年間、約200兆円で6000万人の労働人口に不自由ない給料を出せる計算になった。圧倒的多数の貧乏人は救われる。圧倒的少数の大金持ちは他国(たぶんアメリカ)に亡命する。(笑)
俺を総理大臣にして欲しい。やりたい改革がいっぱいある。まず、経団連とは決別し、奥田会長とは口を利かない。働く者のために政治をするんだからしょうがない。
あ、とりとめがなくなってきた。以上
PS:夜8時半ころ家に着いた。2人の子どもはすでに布団の中だったが、起きていた。まず息子を寝かせ、そして娘を寝かしつけた。お金では買えない幸せが、私の家にはごろごろしている。
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