さびれる駅前
苫小牧に出張した時、うわさを耳にした。
「駅と隣接している丸井今井が撤退する。その向かいにあるダイエーも無くなる」というものだ。真偽はよくわからないが、とにかく駅の周辺からさびしくなっていく現象は何ともいえない悲しさがある。
どこの町でも郊外型の新しい商圏が力をつけていく。その後はどうなるんだろう。
ただ、この郊外活性化には法則がある。そのようになっていく必然性があるのだ。函館も駅前は大変だし、岩見沢も駅前はさびしい。そんな必然性の科学を無視して、「駅前商店街の活性化」などといって、行政がお金をばらまいたり、商店街のみなさんが一生懸命お祭騒ぎをしたところで、無理なものは無理で、疲労だけが残る。やはり商売とか街づくりというのは社会科学という科学の分野なんだな。
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