君が代と愛国心
卒業式が大体おわった。来月は入学式だな。
小学校・中学校の卒業式では君が代を歌うことが強制されている。君が代を歌うときには、起立することが強制されている。学校の先生方は、ちゃんとクチビルが動いているかをチェックされる。
君が代は卒業式や入学式にふさわしい歌ではない。それは国歌であると法律で決められたが、俺は認めていないから。それに俺は歌わないし、起立もしない。
どうしてそこまで強制するのか。それは「愛国心」を育てるためだ。愛国心を強制できると思ってんのか?国を愛するかどうかは個人の自由だし、愛されるべき国をつくればいいのに。愛されない国をつくり続けて、無理やり愛国心を植え付けるって何? 愛って強制するものか? 教育するものか? 好きな相手に対して、「俺のことを愛せ。これは命令だ。法律で決まったから」って言えるか?
愛国心の狙いは「お国のために命を投げ出す人をつくる」ってことだ。小学校を卒業し、中学校を卒業し、いざとなったらお国のために死ぬこと・・・。これが国歌斉唱のねらいだから。
君が代を歌う人、君が代に起立する人は、子どもを戦争に送り出す応援団。俺はそう思っている。
どう、過激でしょ(笑)
だって、俺の子どもだけじゃない。すべての日本の子どもたちが戦争に行って、殺したり、殺されたりするのは耐えられないから。言わせてもらった。大人たちよ。考えてくれ。どうしてここまで強制されるのかを。