南茅部町
昨日、仕事で南茅部に行ってきた。市町村合併により、カーナビで検索しても南茅部町は出てこなかった。さびしいなと思った。
取引先の電気屋さんの社長と話した。元気の無い町になっているとの話だった。第3セクターのひろめ荘(ホテル)も今月いっぱいで廃業となる。いい話といえば土偶が国宝に出世したことくらいだろうか。
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/minamikayabe/i_main.html
仕事は予想以上に早く終わり、川汲(かっくみ)温泉に入浴してきた。あっつい温泉が気持ちよかった。
風呂につかりながら、南茅部のことを思った。
市町村合併はするべきじゃなかったと思う。函館市に合併されることによって、南茅部に住む人たちは主人公じゃなくなった。脇役というか、背景って感じだろうか。少なくとも「自分たちの町は自分たちの手で」っていう意識は薄れただろう。悲しいことだ。
大学生の卒論のテーマになるなって思った。誰か取り組まないかな。「合併された側の人々の街づくりに対する無気力について」っていうテーマで立派な論文が書けると思う。
国は道州制とかいっていっているが、私は反対だ。行政区域は細かいほうがいい。政治は身近なほうがいいし。市町村合併の方向をやめて、市町村独立っていう運動が起こればいいな。
南茅部の住民は一致団結して、函館市から分離し、独立した行政を取り戻してはどうだろうか。私にとって南茅部は、南茅部のままがいいな。
長文書き込み失礼します。
日々、楽しくブログを拝見させて頂いております。
また、非常に勉強もさせて頂いております。
多謝!
さて、ご意見をお伺いできればと思います。
また、ブログ記載のように、回答されなくても結構ですが、
ご一読頂ければ幸いです。
従業員に対する愛、地域に対する愛、家族に対する愛など
非常に同意しております。
しかし、中には?を感じる部分もあります。
今回のブログですが、
合併することで削減できる重複コストを、独立しても、住民からの税収だけで黒字であるのならば、問題ないのではないでしょうか?
合併は、いろんな目的があると思いますが、コストダウンが大きな目的であると
思います。
言われていることは、非常に素晴らしいと思いますが、現状の日本の国債とかの借金額もろもろを考慮しますと、現状維持は出来ないと思います。
日本を会社として考えますと、既に債務超過です。
地域も民間企業であれば倒産している状態ばかりです。
地方は全て破綻する可能性が高いと思います。
World is flatを読んで見てください。
世界では、教育も与えられず、少女から体を売るしかない国もあります。
インドでは、生まれてから乞食になるために手足を親に切断される子供もいます。
インターネットで全ての格差が無くなる時代です。
生まれた国にフリーライドして、たいした努力もせずに日々飽食の日本が、衰退しガッツのある後進国が発展するのは平等であり、否定できないことです。
人間愛で考えたときに、この時代の流れは止まらないと思います。
このままでは、今の若者は悲惨な運命しか待っていません。
是非、10年後以降の若者の犠牲を考えてみてください。
私は、結果の平等よりも機会の平等を希望します。
最近、強烈に驚き、そして悲しかったことです。
雑誌に34歳のフリーターのコメントが書いてありました。
彼は、就職難でそのままフリーターになったとのこと。
景気が良くなっても、新卒採用は増えても自分はずっとフリーター。
どんなにあがいても、今からでは幸せになることは難しい。
であれば、いっそ戦争を望む。全てが混沌とすれば、自分にもチャンスが
あるかもしれない。
そう思っている若者は多いとのこと。
平和を望むのは、現状維持したい人だけである!と・・・。