加藤進@永遠の旅行者
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電車脱線事故に思う

ひどい事故だ。たった一つの事故だが、それに波及してたくさんの問題が浮き出てきている。
・ 直前のオーバーラン
・ 会社の文書の第1に「稼ぐ」
・ 実は2名の運転士が客として乗務していた
・ 事故の日に社内でボーリング大会
JRが国鉄であったなら、こんな事態になっただろうか。国民の安全を守るのが公務員としての使命・・・そういう視点で多くの労働者たちは働いていたと思う。事故の責任は国の責任にもなる。しかし、民営化したがために、利潤追求が第一義的な課題となり、安全というのが後に追いやられた・・・こういう構造的な問題がある。資本主義だから、競争だから・・・人間の命よりも、それらを上においてしまう。そう考えると、上述した4点は異常ではないのだ。
電電公社や専売公社は黒字なのに民営化された。国鉄も民営化された。いま、郵政が民営化されようとしている。民間活力・・・などといって、なんでもかんでも民営化するのは国民の命と財産に対する責任放棄ともいえる。
今回の事件はJRという企業の責任が問われるのは当然の事だが、民営化しながら、その運営についての監視・指導をおこたってきた政府の責任も問われるべきだと思う。
俺は国鉄の民営化には反対だった。今でも反対だ。もっと反対しておけばよかった。でも、あのころ、選挙権無かったんだよな~。

posted by かとうすすむ  日記  コメント (0)

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