人材に恋をする
会社経営をしていると、人材採用は重要である。優れた人材を会社の魅力や社長の魅力や給料で獲得する。
通常はまず、仕事が先にあって、その仕事をできる人を募集する。しかし、本当に私がしたい採用はそういうものじゃない。本当に私がやりたい採用は、まず優れた人材、ダイヤの原石(今は石炭・・・でもいい)を見つけて、「君は絶対、ダイヤになるから」といって採用する。そして、その人にあった仕事を開拓して稼がせるというものだ。そもそも適材適所という言葉は仕事が先にあって、適した人材をそもそもある適した場所にということだが、私の考えで言うと、適した人材のために適した場所を「創造」して与えるってことだ。
実は2年位前に、そういう人がいた。取引先の社員だったが、とても優れていたので、いつか手に入れたいと思っていた。そして、その会社が閉店し、社員が解雇となるニュースが飛び込み、失礼ながらすぐにスカウトに行った。
「いま、当社には、あなたにさせる仕事はありません。しかし、あなたを開花させる仕事を用意する自信があるので、当社への入社を考えてください」
そんなような事を話した。その人は当社には来なかった。
あれから2年、久しぶりに「ピピッ」とくる人材に出会ってしまった。寝ても覚めてもという状態だ。この人をGETできたら、2007年のもっとも大きな仕事をしたと言える。誠心誠意、経営者としての気持ちを伝えてみようと思う。
加藤進、頑張れよ
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