若者と借金
今日、20代の社員3人と話す機会があった。「給料は何に使ってるの?」という質問に3人とも「借金返済」がランクインしていた。
とりあえず、アコムやプロミスやレイクなどの消費者金融じゃなかったのでホッとしたが、「今欲しいもののために金を借りる」という姿勢が怖いなーと感じた。
私は「借金だけはするな」と言われて育った。子どもたちもそのように育てようと思っている。
えらそうな事を言う私も、実は親に借金がある。先月までは5歳の娘にまで借金があった。無借金経営、無借金人生を目指したい。
金は借りるより貸すほうが儲かるよな。うん。きっと。手、出すか・・・。
「借金するな」といって育てられた子は、必ずといって借金をするものです。しかも、「借金するのは悪いこと」と教えられているから、内緒で借金をします。これが膨らむんですよ。
世の中、お金も無い人に借金させる仕組みになっています。また商売をやっている人には、何かと資金が必要になります。その時にお金を借りてそれを資本に、10倍、20倍の利益を見込んでお金を借りるでしょう。これは悪いことではないでしょう。
「借金をしてはだめ」という教育から、お金を借りるときや物を買うとき、何か「ヤバイ」と思ったときなど、「必ず身近な人に相談をする」「何でも話せる家族、社員」・・・・そんな関係が大切、という方向が現在の社会には大事なように思う。
武富士、アコム、プロミスなどの消費者金融(サラ金)では、金を貸すときに「奥さんはこのことを知っていますか」とたずねます。「内緒です」と答えたお客は、最高のお客様です。返済日が一日遅れたら、即家庭に電話が入り「ご主人いらっしゃいますか」ときますからね。返済日に遅れることなく入金してくれるから良いお客様です。
甘い言葉に決して騙されないように、何かあったら身近な人に相談してください。またそれが本物か偽者か判断に困った人、または多重債務に陥った人で周りに適当な相談者がいないときは、私に相談してください。解決の足しにはなるでしょう。