加藤進@永遠の旅行者
Language :

ピカチュウの恐怖

娘が小学1年生の時、映画館に「ポニョ」を見に行った。
現在小学2年生の長男が、「僕も映画見たい」と言うので、アニメを見に行った。
まったく見せたい映画ではなかったが、ポケモンを見にった。
10:40分上映の映画に9:50ころ映画館についたが、すでに57番目だった。
8:30のも満員だったろう。この回のもほぼ満員だった。
基本的には全員親子で来ている。子ども800円だ。親子券が前売り2000円だ。
ものすごく商売になる。映画館が満員になる様子を私はほとんど見たことが無い。
子ども相手のビジネスは儲かる。
映画館についたら、小学生はもちろん、未就学時までもが、DSっていうのかな・・・手のひらサイズのゲームをやっている。半分以上の人がそうだ。上映時間の15分前に入場できるが、入場してもずうっとゲームをやっている。映画館の中で、ポケモンがダウンロードすることにより「ゲット」できるらしい。
子ども相手のビジネスは儲かる。
映画が始まってもなかなかゲームをやめない子どもがいる。
親も注意しきれないでいる。
映画のスタートにはコマーシャルが流れた。
「映画の半券をもって、○○のお店に行くと、××がゲットできるよ」などという宣伝だ。
大画面、大音響での宣伝だ。
子ども相手のビジネスは儲かる。
映画の内容は最低だ。これまで見てきたどんな映画よりもくだらなかった。
「かわいいかどうか」、ただ、それだけだ。あと、とにかく「バトル」だ。
こんなくだらない映画を見せてしまった私の責任はいったい・・・。
長男の感想はそのまんま。「ヴィク○○、かわいかった」。
子どもたちはゲーム漬けだ。映画館で、世の末を感じた。
親ってこんなにアホでいいのだろうか?
子どもをゲーム漬けにしてて、何の心配もない。
これ、かなりまずいよ・・・。
でもね。一緒にゲームをやめられないお父さんが、俺の近くにいてさ。
日本っていう国は、近い将来、終わるなって思ったよ。
せめて、頭のいい国会議員さんたちが、法律によって禁じられればいいんだけど、お金に弱い国会議員さんたちは、子どもをターゲットにしていても、その商業主義を止められないし、規制できないんだよね。
親が防波堤にならないとダメなんだよ。
お父さんはあのピカチュウが恐怖だよ。

posted by かとうすすむ  日記  コメント (1)

コメント

  1. 梨菜子 より:

    私も終わってると感じています。
    昔に比べて人の質が下がっている。
    いつからこうなってしまったんだと。
    雑誌で生まれたばかりの子供の名前を見ると、ものすごく憤りを感じます。子供の名前がハンドルネーム化していて、好感の持てる名前は若干…。
    私の本名はありふれた名前ですが、この名前で良かったと何度も思いました。
    学校の先生の質も落ちてるし、この前は家の近くの複合施設に遊びに行ったら、店員がおかしな対応をし、クレームをつけて責任者が出て来たのですが、それがまた責任者らしからぬ対応で、”こんなんでも責任者になれるんだ…。まともな人間がいなくなってきてるってことかな”って思いました。
    私みたいな未熟者に言われてたら終わってると思いますし、いい未来が想像できません…。

加藤進(かとうすすむ)

加藤進

Susumu Kato

  • アトム不動産 代表

カレンダー

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最新記事

最近のコメント

過去記事(月別)

お気に入りリンク