加藤進@永遠の旅行者
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安心・自信・自由

昨日は函館市内の某小学校でCAPのワークショップがあった。
小学3年生。可能性のかたまり。
この子どもたちに、人間だれもが、本来、生まれながらに持っている、「安心・自信・自由」の権利について伝えてきた。
子どもたちに伝えながら、「大人の社会はどうだろう?」って考えた。
<安心>
安心している若者ってどれくらいいるだろう?
当社社員の中に、安心している人っているだろうか?
就職を目指す学生の中に安心している人って・・・
結婚を目指す若者の中に安心している人って・・・
正社員もそうですが、非正規で働く人たちの中に・・・
生活保護で暮らす人の中に・・・
結論・・・大人で安心している人ってとっても少ないな。きっと。
<自信>
自分に自信をもっている人ってどれくらいいるだろう。
仕事上、評価されたり、ほめられたりってしているだろうか?
おまえは、できない。それじゃあダメだ。何やってんだ・・・責められてばかりの毎日じゃないだろうか。
家庭に帰っても給料が安い事を責められたり、ダブルワークをする家庭が函館でも増えているらしい。
そもそも評価される土台である仕事に就けない人がいる。
20社も30社も受けて、内定が取れない大学生もいる。
大卒の3割が就職できない。
高卒だって、就職はむずかしいし、就職できても、ウルトラ低賃金だ。
結論・・・大人で自分に自信がある人ってとっても少ないな。きっと。
<自由>
自由とは自分が本当にやりたい事を、選択できること。
貧困により、進学に関して選択が狭い。
就職先も選べない。
会社内でもやりたい仕事を選べない。
結婚相手を選ぶどころか、この経済状態では結婚を選択することが難しい。
家族を増やすという選択も経済状態によって狭められている。
結論・・・大人で自由に生きている人ってとっても少ないな。きっと。
安心・自信・自由を小学生で学んだ子どもたちを、今後どのように育てるのか。
考え方は2つある。
1つ。「社会は変えられない。競争に勝てる人間に育てなおす」
1つ。「大人であっても、安心・自信・自由の保証できる社会に変える」
神をもつくった人間である。人間を中心にする社会・・・つくれないものか・・・。

posted by かとうすすむ  日記  コメント (1)

コメント

  1. ジョージ より:

    競争心とありますが、健全な競争心を持つ人がとても少ないような気がします。
    僕が思うに、やりたいことがわからない、やりたいことがあってもできない…から自分から自ら向上心も持つことなく、競争心もなくなってしまうのでは?と思っています。
    やりたいことに気付かせたり、やりたいことができる機会を提供することで少しは改善できるかもしれないのでは?と思っています。

加藤進(かとうすすむ)

加藤進

Susumu Kato

  • アトム不動産 代表

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