不思議な会話
2月6日、午後のJRで札幌に向かったが、指定席だと710円高くなると言われ、自由席に乗った。この日は満席だった。
JRでは本を読んだり、PCで仕事をしたり、いつも有意義に過ごす努力をしているが、今回の旅ではとなりに外国人が座った。座ったというより、「ここ、空いてるからこっちに来いよ」っていうオーラを送って、呼び寄せたのだった。彼は「ありがとう」ってきれいな発音の日本語であいさつしてくれた。そう、残念ながら「彼」なのである。
アメリカカリフォルニア州にあるIT会社に働く27歳。3週間ものバケーションで大好きな日本を旅行しているらしい。日本が大好きで、日本語を一生懸命話している。そこで、自分(加藤進)が英語の勉強をしている事を話し、「じゃあさ、札幌まで、俺は英語、あなたは日本語で会話していきましょう」っていうルールを提案し、そうやって3時間を過ごした。
一方が英語しか話さない。そして相手は日本語しか話さない。これって、とっても楽しいよ。やってる本人はね。でも、周りの人たちはとても迷惑そうだった。レストランで携帯電話で話している人よりも迷惑だったかもしれないね。
そして、新札幌に到着しそうになった時、面白い事があった。すぐそばにいた黒人が、加藤進に向かって、「あなたは英語が話せるだろう。ここはサッポロか?」って聞くのです。目の前に誰の目から見てもわかりやすいアメリカ人がいるのに、日本人の私に助けを乞うている。
「ここは新札幌であり、札幌ではないよ。あと5分まちなよ。札幌につくから」って英語で言ってあげた。なんだか、ハッピーだった。
俺、英語、話せてる・・・。
日頃の努力の賜物ですね!
僕も4月あたりから、オンラインで英語の勉強始めます!