日本が戦争に向かう時
2010年1月25日号の日刊政経の高木幹雄氏の文章に反論する。
日本はかつて、戦争にまっしぐらとなった。妻の故郷であり、私がその青春時代を過ごした沖縄はその舞台であった。
「国民一億火の玉だ」と、国民の精神を統一させるために使われたのが日の丸と君が代であったし、その強制だったでしょ。
日本政府と財界は、戦争に向かう努力を一生懸命にしている。そこに欠かせないのが教育現場における日の丸・君が代の強制なのでる。「愛国心」なんて、とても胡散臭い言葉だと私は思う。
愛国心を育てるのは簡単だ。愛国に値する国を作ればいいんだ。
新日本婦人の会は会の名前のとおり、女性の団体です。男たちが戦争に戦争に向かおうとする中、命を生み、命を育てる母親として、戦争に反対するのは当然であり、その前触れ(日の丸・君が代の強制)に反対するのは驚いた話でもなんでもない。