保育園という存在
保育園ってさ。誰のためにあるんだ?
子どものためにあるの?
親のためにあるの?
保育に欠ける子どものため?
保育できない親のため?
いや、両方のためだっていうのはわかるんだ。
でも、どちらかといえば、どっちのためなの?
俺はね、子どものためにあると思うんだ。
保育士は子どものことを真剣に考えていて、子どもの為であれば、親をも教育しちゃうんだ。たとえば、
・ 8時に寝かせなさい
・ 6時に起こしなさい
・ 朝食は食べさせなさい
・ 食事は家族全員で食べなさい
など。
場合によっては実の親よりも保育士のほうが、その子どもを良く知り、愛しているケースもあるかもしれない。
その点でさ。年度がわり、3月31日から4月1日になる瞬間。これってこどもの日よりもひな祭りよりも七夕よりも遠足よりも大事じゃないのか? 誕生日に匹敵するかそれ以上に大事だと思うんだ。
進級。ひとつ上のクラスに引越しをするわけだ。ひとつお兄さんお姉さんになるわけだ。いまね、少子化でさ、兄弟を持てない家もあるよね。でも保育園ではお兄さん、お姉さんになるわけだ。
大事だよね、この一晩でがらっと保育園が変わるんだ。
だから3月31日は慣例により保育園はお休み(保育士たちが準備をする日)だったんだよ。
3月31日の保育園のお休み・・・理解してほしいと思うな。親のみなさんに。