サワッディーカップ
タイ語でこんにちわっていうことだ。
とにかく、挨拶はこうやってする。
男性は:サワッディーカップ
女性は:サワッディーカー
だ。この女性の最後のカーに深く魅力を感じるようになった。この魅力はたぶん行かなきゃわからないだろうな。
この言葉も美しいのだが、何よりも美しいのはそのときに胸の前で手を合わせることだ。合掌ってやつだな。
手を合わせるという行為は神や仏など目に見えない偉大なものに対して畏敬の念をこめつつ・・・というのが一般的だ。日常的な挨拶として相手・・・つまり人間に対して手を合わせて挨拶するというのは信じられないほど丁寧で、そして不思議な快感がある。
人に道を尋ねるときなども、聞こうとする相手・・・知らない人に、サワッディーカップと手を合わせて挨拶すると、相手もとりあえず、手を止めて、手を合わせて挨拶してくれる。
相手にこめる気持ちをこのときの合掌の手の高さでも表現することを学んだ。
誰が考えたのか、いつから始まったのかわからないが、このタイの文化には恐れ入った。
この人までもがしていた。