自己責任論とたたかう
財界と日本政府はマスコミ(これも財界の一部)を使って様々な言葉を日本国民の脳に刷り込んできました。たとえば
リストラ、合理化・・・これは首切り、解雇のことです。
規制緩和・・・大企業がやりたい方題することです。
そして「自己責任」です。
財界と日本政府がこんな世の中にしておきながら、就職できないのは死ぬ気で努力していないからだ・・・など、とにかく「自己責任」で追い詰めるのです。就職できている人にも社会は容赦ありません。そして、収益が上がらないのは会社(経営側)の責任ではなく従業員のせいにします。
この巧妙にしくまれた自己責任という見えない「型」にみんなはまっています。
就職で言うといすとりゲームです。座りたい人の半分しかいすがありません。そのいすをどうやって奪うか・・・そういうノウハウが、高校や大学で教えられています。大学3年生の後半から4年生前半までは彼らは学問していないに等しい。就職活動に大忙しです。
そもそもいすが圧倒的に足りないのです。そのいすも針のむしろでできているので、すわり心地が最悪です。
そう、自己責任じゃなく、社会の責任なんです。自己責任で自分を追い詰めるのではなく、しっかり社会を見つめること、行動することが大切です。