【経済を回すのは勇気だ】
今日の夕食は韓国料理屋でプルコギを食べた。ボリュームもあったし、とても美味しかった。これが400ペソ=1000円だった。日本なら1500円。オーストラリアなら3000えんの品質だった。もちろん当社比。
しかし、世界各国で、どうしてこんなにも物価上昇スピードに開きがあるのだろうか。その理由を「勇気」という一言で説明できることを世界で初めて(な気がする)発見した。
物の価格を上げるのに必要なのは値上げの決済権限を持つ人の勇気だ。商品への自信、値上げによってお客が離れていかないか、値上げには勇気がいる。日本人は保守だ。どんなに騙されても、自民党を当選させる。改革とか革新よりも保守が好き。だから、会社員は「安定」を求めるし、給料が20年変わらなくてもオッケーだし、価格が上昇しないことがオッケーだったのだ。日本人が保守でいるうちに、アジア諸国はどんどん日本に追いついてきた。20年前は物価も賃金も日本の10分の1以下だった国々が、ほぼ追いついた。そして、アメリカやオーストラリアはどんどん日本との差を広げ、賃金も物価も日本の3倍だ。
保守的な思想って、こんなにも有害なんだな。自民党を中心とする支配層は文科省も握ってるからな。教育の力で、保守でバカで革命を起こさない庶民を作り続けることに「成功」してるからな。国民は悪くないよ。ただ、バカで洗脳されてるだけだから。あれ?なんか、ヒロユキさんみたいになっちまった。あと、これだけは言っておく。賃金が上がらないのは経営者側言いなりで、ストライキという牙も抜かれた連合のせいだから。賃金を上げる唯一の方法は労働組合が数の力を武器に経営側と戦う勇気だから。経営側から満額回答されるような要求をしてるなんて、そんなの労組じゃねーし。俺はね、日本が大好きなの。海外に行けば行くほど、日本が好きになる。ただ、このまま一度も浮上することなく落ちていく…それを黙ってみているのがつらいなーって思って、ささやかながら書いてみた。そ、無力なのさ。だって、俺は逃げ切るから。
以上