【流行に乗ってました!】
〈無症状で無料PCR検査〉
8月8日、深瀬医院で無料のPCR検査を受けた。だるくもなく熱もなく元気いっぱいだったが、大流行してるし、暇だったから受けてみた。深瀬医院は引き続きいっぱいだった。駐車場もいっぱいだったが、駐車場係がまるで高級ホテルのように丁寧に車を誘導してくれる(俺の車が変態だったからかもしれないが)。予約は1時間ほど前にネットでやって、すぐに対応。30分以内で終わった。陰性の時はメールで、陽性の時は電話でお知らせしますとのことだった。滞在先のホテルに戻って鼻歌を歌いながら返事を待ってた。
〈メールではなく電話が!!〉
時々メールチェックするのだが、深瀬さんからメールが来ない。なんだか嫌な予感がしてきた。…とそこに17:35、深瀬医院から電話が…。「検査結果は陽性でした。詳しくは保健所から電話がありますので、その指示に従ってください。ただ、保健所も混んでるので明日以降になると思われます」とのことだった。
〈男という生き物〉
陽性と聞いた途端に症状が出始める。強い倦怠感、頭痛。ベットから起き上がれない。「嗚呼、俺は、いま、まさにコロナだ。3回のワクチンを受けてるからこの程度だけど、体験したものだけが味わうことができるこの苦しみ、今のうちに味わっておこう」そんなことを思った。
〈仕事のできる男〉
思考を拒否しようとする脳を無理やり働かせ、まずはホテルのフロントに連絡。「明日のチェックアウトまで部屋からは出ないでください。チェックアウト時はエレベーターではなく、他のお客様と導線を変えるため非常階段を降りていただきます」と。もちろん承知した。当面の予約を全てキャンセルした。ま、ダンスの予定がほとんどだが。夜はそれなりにうなされながら寝た。
〈チェックアウト〉
おそらく自宅で10日間くらい自宅療養and自主隔離となる。あんな狭くて汚いところにいたら病気になる。そう思ってチェックアウトのギリギリまでホテルで過ごした。浅い眠いだったとは思うが9時間半寝て、スッキリしていた。フロントにチェックアウトする旨を伝えるとスタッフが来るというのでまつ。スタッフの男性が非常口に案内してくれる。俺の部屋は11階建ての10階だ。たぶん、常連だからと眺望の良い部屋にしてくれたのだろう…。まさか階段で降りるとはなぁ。悲しいというよりも笑えてきた。付き添いのスタッフも一緒に階段で降りてくれるという。申し訳ない。すると彼が話し出す…。「加藤様、いつもご利用ありがとうございます。実は私、以前は国際ホテルにいまして、その際もお世話になっておりました…」って。そうか、俺は有名人か(笑)
〈ベンツで自宅へ〉
スーパーに寄りたい、コンビニに寄りたい…そんな気持ちを抑えて、西旭岡の自宅へ帰る。部屋に入ると、その汚さに倦怠感と頭痛が復活し始め、横になる。熱はないが激しい倦怠感。年に一度は苦しい病気をすべきである。理由は二つ。1、日常の健康のありがたみが分かる。2、他者の苦しみが理解できる。
〈SNSには載せない判断〉
「陽性になりました」っていう投稿をよく見る。俺はそれをしないことにした。だって、喜ぶ奴が多そうだから(笑)あと、間違えて外を出歩いた時に「時代の風雲児、加藤進、陽性なのにベンツで外出か!!」って記事になる。サブタイトルが「オープンカーなので換気は抜群!」って感じ。だから隔離期間が終わってからこのブログを投稿することにしたんだ。あとね、ほぼ毎日発信し続けてきたから、この10日間は投稿しないことにした。2人か3人くらいでも、「か、加藤さん、生きてる?」って心配してくれないかなぁって甘く願っている。
〈加藤進専属医療チーム〉
今回も私の危機にチームが動き、大量の食糧と飲料を玄関の外に届けてくれた。昨年の11月以来、初めて冷蔵庫に電源が入りました。冷蔵庫は満杯です。沢山のくだものでみるみる元気が出てきた。
〈保健所からの電話〉
発症してから10日間の隔離が必要って事で8月18日まで隔離期間となりました。18日の夜には久しぶりにJADEの翠先生のZUMBAを予定してたので激しく残念。でも、翌19日からのフラガールに会いに行く旅には間に合ったのでめっちゃついてる!フラガールズ甲子園は今年からスポンサーになったんだ。チケットが郵送されてきた。いい席っぽいし。函館市から支援物資が届くっていう連絡もいただき、それも楽しみ。
〈完治宣言〉
8月8日に陽性になって、8月11日の正午には完治しました。熱はずーとなかったが、なによりも重かった倦怠感が消えたことには救われました。洗濯したり、掃除したり、幸せな時間を過ごせるようになりました。完治とは体感的なもので、感染能力は衰えてないだろうから隔離は継続です。
〈5日目〉
今日は絶好調。天気も良かったので歩きました。ゴミだらけのワンルームの部屋のなかでこれだけ歩くってすごいですよね。いやー、疲れました。
〈クーラーのない自宅療養〉
そう、おれんちにはクーラーがない。ハワイでもフィリピンでも那覇でも石垣でも函館でも、ずーっとクーラーと共に暮らしてきた。もしかしたら「おれんち、クーラーがないので自宅療養は無理です」って保健所に言ったら、ホテルに入れてくれるかもしれないなぁ。でも、ホテル療養のデメリットは大きいんだよね。脱出ができない。だから、結論としては扇風機で暮らす!
〈Netflix契約〉
久しぶりに契約し、朝4時まで韓国ドラマ見てた。韓国ドラマは完成度高いよな。
〈寝る前の確認〉
毎日、寝る前には翌日の予定を確認して目覚ましをかける。が、自主隔離中なので、予定などあるはずもなく、目覚ましは正午にして寝る。
〈自主隔離という自由〉
第七波が爆発している。過去最多が続く。医療の逼迫もいわれ、隔離ホテルも満杯で、保健所の対応も追いつかない。ワクチンを打っていないとか、重症化して死ぬ人もいるんだろうなぁ。一方で軽症の人が放置されている。ココアとかMYSOSなどのアプリを使った追跡もない。熱さえなければ、ホテルへの宿泊も電車も飛行機も、簡単に乗れてしまう。軽症の人は元気だから、3日目で症状が消えると、残りの7日間、じっとしてないんじゃないかな?それがさらなる感染爆発に繋がっている。あ、俺は違うよ。自宅でNetflix見てるから。
〈函館市からの支援物資〉
沢山届いた。病気になるのは自己責任なのに、税金使って支援してくれるなんて、ちょっと社会主義国ちっくでステキだ。
〈自宅療養と一人暮らし〉
いま、コロナ患者の多くが自宅療養している。そこに家族がいたなら、それは大変だ。一つの家の中で隔離は無理だと思う。二世帯住宅なら別だが、そうでなければ、共用部分がどうしてもあり、その度に掃除・殺菌が必要になる。それでもコロナは強いので、2人目、3人目と感染していき、1人目の人の肩身はどんどん狭くなる。その点ね、一人暮らしはいいよ。生活は何も変わらない。汚くしててもいい。台所もトイレも使いっぱなし。掃除も消毒もいらない。あー、良かったなー。家族を失っておいて。
〈韓国ドラマにハマる〉
Netflixの韓国ドラマ。2日間でエピソード16まで全部見た。来年、韓国に行くと思う。ストーリーも映像も俳優も本当に美しかった。
〈隔離6日目、名刺を作った〉
とうとう、俺の名刺から日本語が消えた。本名も消えた。
〈今日も掃除〉
毎日部屋の掃除をしている。目の前に集中していたら、玄関に向かう導線が封鎖されていた。苦難を乗り越えるのには慣れているが。
〈新しい言葉〉
「部屋中に床が広がった」
〈自宅〉
函館でもホテル住まいをしてきた。理由は、清潔だから。そして、自宅は街中から遠い。しかし、今回のポジティブ(陽性の事)のお陰で、西旭岡の自宅で快適に暮らしている。部屋も掃除したので、なおさら心地いい。第一に空気がうまい。第二に静かだ。暴走族も右翼の街宣車も…そして、誰も来ない。俺はどこまでもどこまでもついてる!
〈韓国〉
韓国ドラマ見てたら、頭の中がずーっと韓国だ。キンパ(韓国の海苔巻き)がめっちゃ食べたい!2023年、韓国に食道楽旅行行く!
〈傷心〉
俺流Tシャツ、新調しようと思って探してたら、こんなのがあった。自虐するにも辛すぎて買えないし、着れない…。だって、相手は米軍よりロシア軍より強かったし…。俺は家庭を守れなかったが、地球の平和のためには努力したい。
〈炊き込みご飯〉
隔離8日目。今夜は「ウニとアワビの炊き込みご飯」だ。ただ、2合炊くんだよね。おにぎり作って、数日後にも食うぞ。
〈やっと来た(T . T)〉
自宅療養9日目にしてやっと来たよ。毎日毎日、何らかの投稿してた加藤進がピタッと投稿をやめても、こんなにも気づかれないものなんだね。いや、気づいてるけどDMする勇気はないよなぁ。メッセージが届いて、特別に嬉しかったわ。だって、彼女、美人なんだよ!
〈非居住者になりたい〉
いろいろ専門家に相談するんだけど、みんなできない理由しか言わない。そんなの専門家じゃないよ。どうすれば非居住者になれるのか! そこんとこを明確に教えて欲しい。
〈自宅療養・隔離の終了〉
充実した隔離生活も今夜でおしまい。明日は最愛の人に会って、午後から飛行機でブーンだ。そんな俺の最終日、テレビでは新規感染者過去最多と言っている。まあ、感染体験もできて、良かった。明日からまた、投稿するぞ。
〈以上、10日分の療養記録ブログでした〉
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメントを残す