【フィリピン・タウィタウィ3/4】
〈今日は自転車の日〉
一周8キロくらいかな。ゆーっくり遊びながら、寄り道しながら出かけた。自転車という乗り物がとても珍しく、みんなの注目を浴びる。子どもたちに貸してあげたら目をキラキラさせて楽しんでた。学校に行かせてあげたい子どもたち。写真撮るよって言ったら急にシャイになる。可愛い。
〈実はもう一つの大事件〉
フィリピン銀行のキャッシュカードが見当たらない。あれに11万ペソ(26万円)入ってて、いま、手元には7000ペソしかない。あと24日だから1日300ペソ弱で暮らさないとならん。でも外貨を2万円と480USD、保険として持ってきてたから、一回くらいダイビングできるかな。しかし、事件多いな。平凡な人生に魅力はないが、激しい人生もちょっと疲れるな。
〈2月〉
そーいえば、2月なんだね。曜日の感覚どころか月の感覚も無くなってきた。ずーっと真夏だ。これはほんとに飽きるよ。四季があるって素晴らしい。3月には函館七飯スノーパークでスノーボードするぞ!
〈ニーズがあれば勝機あり〉
TAWI-TAWIってほんとに素敵なところなんだ。日本人には知られてないけど、何人か外国人は見た。圧倒的多くのフィリピン人が「危険な場所」といい、日本政府も危険地域に指定しているが、俺はだからこそ好きだし、ここを発信したい。ここのインターネット環境は致命的なんだ。パソコン通信の時代みたい。一枚の写真をアップするのに3分たった上で「できませんでした」ってメッセージが出るの。街の中心地に椅子とテーブルを100席用意して、1時間100ペソで高速回線売ったら儲かると思うけどなぁ。24時間営業で、4割の稼働と見て、1日10万ペソ。月額300万ペソ=700万円の売り上げだな。土地、建物のレンタルに月30万円。ネット回線に初期投資200万円、月々200万円、人件費が1日8人計算で月額30万円。月々の粗利が400万円くらい。で、他社が参入してきたら2年くらいでとっとと終了。オーナーが居なくても回るビジネス。うーん、魅力的。ただ、この背景には政治的な意図があって、この「危険」と言われる地域の人々を苦しめて発展のスピードを遅らせるために政府がネット業者と連んでるんじゃないかと思う。だから、俺が始めるとTAWI-TAWIの英雄になるか、あるいは消される。
〈海の上に立つカフェ〉
ここでも住んだら飽きるんだろうなぁ。
〈分かり合える〉
って楽しい。「このシーンをビデオで撮ってもいいか?その時、顔は映さないで欲しいか?」っていうのを英語で言う。相手は「俺はフィリピン人だから、マレーシアの言葉はわからない」などと言っている。でも、言葉はちんぷんかんぷんでも、iPhoneを見せたり、ゼスチャーで通じた時にお互いに笑顔になる。今日は4歳くらいの男の子がずーっと俺に話しかけてくる。俺にはさっぱり通じない。でも、ニコニコしながらずーっと話しかけてくるんだ。もう、それだけで、おじさんのこと大好きだよって勝手に解釈するよね。そうやっていろんな苦労をしながら、人類が分かり合えるようになることを神は意図したのかもしれないが、こんなにたくさんの言語を作った神は大変だったろうなぁと思う。
〈無名な日本〉
ハポン、ハーポン、ジャパン、ジャパニーズ、どれも通じない。学校に行ってない子どもたち。いや、俺が海外旅行始めた頃(18年前)は日本を知らない人なんてどこにも居なかったな。侵略してきた国という側面であったり、科学技術の最先端という側面であったり。日本の力は確実に落ちてきてるなぁって感じた。いやいや、侵略は2度と繰り返さないで欲しいけどね。
〈帰ホテル〉
タウィタウィ空港にも寄ってホテルに戻り、洗濯しながらシャワーを浴びてスッキリしたところで、時間はまだ13時だった。こんなにのんびりしたのにな。のんびりの仕方が足りないな。それにしてもクーラー気持ちいい。
〈夕食〉
〈大渋滞〉
〈20ペソ札〉
生まれ変わっても20ペソ札にだけはなりたくない。最も役に立っているのだろうが、本当に汚い。ババ抜きのように、とにかく汚い札から寄こしてくる。日本の料亭ならお釣りはピン札だったりするけど、その逆だな。ひどいもんだ。
〈ストロベリーミルクシェイク〉
いつものお店に入ったらオッサンが飲んでた。「あれと同じものを!」って注文した。うまい。
以上
コメントを残す