【オーストラリア】
国土の面積は日本の20倍。でも、人口はたったの2500万人。日本の21%の人口しかいない。韓国よりも台湾よりも少ない。人口密度がすごいよ。1㎢あたり、日本は337人、オーストラリア3人。国土、ありすぎ。太陽光発電で電気を海外に売りまくればいいのにね。
【現金主義】
オーストラリアでは現金がまるで必要ない。ほとんどの人は現金を持っていない。先日会った日本の知り合いは私のコインを見て「初めて見た」って言ってた。現金を必要とするのはホームレスと大道芸人だ。一緒に並べて申し訳ないが、そうなのだ。ホームレスには受け取れる銀行口座がない。大道芸人は本人の目の前でお札を入れるところに意味がある。オーストラリアの先進的なカード社会を見て、「やっぱり、現金を残さないと」って思った。
【日本敗北の原因=「連合」】
これまで21カ国を巡ってきた。どこの国も給料が上がり、物価が上がる。私の初めての海外旅行はベトナムで、その時の物価の差が驚異的で、海外旅行にハマりだした。そして、旅の中で気づいたことがある。日本ではよく「物価に給料が追いついていない」と言われる。言われてみるとその通りだ。ただ、世界的には給料が上がり、物価が上がる。この順番だと思う。世界には給料を上げるシステムがある。それは労働組合の闘いであり、ストライキだ。日本最大の労働組合は連合だ。この労組は闘わない。ストライキをしない。経営陣から満額回答をもらえるような目標しか掲げない。労働者の味方をしない。経営側いいなりの労働組合。この結成が大企業のやりたい放題=低賃金を作ってきた。ストライキもできないような労組は労組とは言えない。当局に飼い慣らされたポチだ。これが日本の低賃金を固定化してきた根本原因だ。