麻生発言「株屋っていうのは信用されていない」
麻生首相の発言が面白い。これ、首相(=大金持ち&大企業の味方)としては絶対に言ってはいけない発言だったんだ。でも実態をよく理解されている国民の立場に立った発言だな。
「株屋っていうのは信用されていない」
「貯金ではなく株をやっているというと、田舎では何となく怪しげだ」
株についての私の評価はこうだ。
株で儲かるという洗脳
そもそも株というのは不労所得(労働せずに得る所得)を得ようという人が取引に参加するものだ。証券会社という意味での株屋は信用されていない。何故なら大金持ち向けには損失補填とかしたじゃないか。いつだったか忘れたけど。ゴミ投資家から巻き上げた利益でさ。それは信用されないよ。村上ファンドやほりえもん問題も株屋を信用させないものになった。個人で株をやっている人も基本は貯金の金利では生きていけない・・・もっと儲けたいという気持ちで行っている。
田舎者は「夢なんか見てねーで、汗水流してはたらきなさい」っていう文化はあるでしょう。さがのがばいばあちゃんでも我が家の親でもそうだよ。そんな田舎で「株やってる」なんて怪しいよ。
朝9時から夕方15時まで、東京証券取引所の開いている間中、部屋にこもって数台のパソコンの画面と格闘している。ま、これ自体は「不労」とは言いがたい気もするが、デイトレーダーの姿だ。
株取引をされるお客様はいらっしゃるが、私の見たところ、儲かっている人は・・・。
だから、麻生は国民感覚、田舎者感覚で、つい本音が出ちゃったんだな。
本当に正直者なおばかさんだ。