森の海
知らない人には変な題名だが、北海道のみなみには「森」という街がありまして、そのあたりの海です。ながーいドライブの末の早朝、コマガダケのシルエットと、漁火(たぶん、いかを取ってるんだよね)と朝焼けがあまりにも美しく、車を止めて、撮りました。
本物はこれの20倍くらい美しかったです。
桜
五稜郭公園 満開だな
仲のいい夫婦
昨日は映画の日という事で、映画を1本見に行った。
映画館で知り合いの男性に会った。女性の方と一緒だったが、関係がわからないので、話題にしないでいたら、ちゃんと「妻です」と紹介を受けた。
小学生以上の複数のお子さんがいらっしゃる(たしか、男の子二人)家だが、夫婦で映画を見に来るとは本当に羨ましかった。ご本人も奥様も子どものようにわくわくしていた。本当に楽しそうだった。
しかし、我が家は妻との共通の趣味や楽しみが無い。いつも違うことを考えている。何か一緒にできることでもないかな。まだいいか。もっと危機になってから考えよう。
第6回 立待岬
2008年4月30日に 『みなみ風』に掲載されたものです。
ぴかぴかの1年生
加藤 進
4月7日、我が家の第1子が小学校に入学した。教科書も鉛筆もランドセルも、全てがピカピカ。何よりも彼女の顔がぴかぴかであった。入学式の翌日、お友だちが家に迎えに来てくれる時間は朝8時。しかし、彼女は朝7時の段階で全ての準備を終え、ランドセルを背負った状態で友だちが来るのを待った。その翌日もまた、同様であった。学校が楽しくて、行きたくて仕方ないのだ。土曜日や日曜日のお休みもいらないそうだ。
親の一番の心配は勉強だった。仲間との人間関係や強い身体づくりを重視し、文字を一切教えない保育園を親として彼女に与えていた。親ももちろん文字を教えなかった。この春、保育園を卒園し、いよいよ文字の学習を解禁したのだが、その勉強の勢いは驚くほどのものがあった。机から離れないで勉強している。入学式までも毎日、入学してからも毎日、とにかく勉強が楽しいのだ。恐ろしいスピードで字が読めるようになり、書けるようになった。
4月19日、参観日があり、授業を見学させてもらった。生徒に発言させ、黒板にその発言を教師が書いていくのだが、間違った答えも板書するところに感動した。間違えた答えは否定され、板書されないのが私の知る教育だった。間違えた答えまでも全員の糧とし、本人のやる気を削がない教師の姿勢に敬服した。
勉強って、学習って、本来、面白くて仕方ないもののはずだ。わかればわかるほど、成長すればするほど、喜びも大きくなる。しかし、どうしてでしょうね。小学校も高学年になり、中学生になり、高校生になっていく中で、どんどん勉強が嫌いになる。大学生にいたっては高い授業料(国立大学で年間50万円以上)を払っていながら、休講になると喜ぶ始末である。頭が良いんだか悪いんだか・・・。
愛国心だとか、小学生から英語だとか・・・偉い人たちが何を目指しているのかは不可解だが、「学ぶことは本来楽しい事」このことから出発してもらいたい。(794文字)
(有限会社みのり 代表取締役)