ルールなき資本主義ってこれか?
私はいつころからか日本における資本主義を「ルールなき資本主義」と言ってきた。公には会社を法人化した2001年ころからかと思う。資本主義は競争の社会で、競争にはルールがある。普通は。線をはみ出ちゃダメとか、ボールを手で触ったらダメとか、カンニングはダメとか。しかし、日本の資本主義にはルールがない。しかも、政府は「規制緩和」などといって、もっとやりたい放題させている。
耐震構造の偽装、期限切れ原料の使用、蛾のはいったチョコレート、リコールに継ぐリコール、借金する人を生命保険に加入させる、サービス残業、男女不平等、サラ金に対するグレーゾーン・・・などなど。
経団連が国会を動かすとこういうことになる。国会が企業を監視しなくて、誰が国民を守るんじゃーって思うけどな。姉歯も悪いけど、そういう重要なことを民間に委託していった政府の責任があるだろ。
企業献金を禁止して、国民の税金の山分け(政党助成金)を止めさせることが国民のための国会にするための大前提だ。
ちゃんとルールをつくろうよ。大人なんだからさ。いい加減、社会よ、成熟しようよ。
CANON製品の不買運動を呼びかける
CANONの社長=経団連会長である御手洗冨士夫氏が消費税の10%へのアップは不可避だという発言をしている。
大企業の減税はすすめながら、その税負担を所得のない人も含めて消費税で大幅にカバーしようとする大企業の親玉、許せんな。
消費税は弱いものいじめの不公平税制です。
政府自民も、「野党」である民主も、この経団連の企業たちから献金をもらって政治を行うんだから、ひどい仕組みだ。10%になる可能性は大きい。
CANONの足元をぐらつかせてやらねば・・・。
(私の)言ってる事は大きいが、やることは小さいかな。(笑)