障害者を思うとき
昨日、たった30分、障害者のレクに身をおいただけで、いろいろな事を考える。嶋代表はインクルーシブ、インクリュージョンという言葉を口にする。「共に生きる」と彼らは訳している。
資本主義という経済体制の中で、競争がすべてという社会のルールの中で、世の中はこの「共に生きる」という方向に逆行している。
障害者自立支援法なる障害者いじめの法律がつくられている。就職難の中で、障害者はますます社会から阻害されている。
今から60年前の戦争のとき、障害者は役立たずとされた。お国のために死ぬこともできないと。
今、憲法9条が変えられ、教育基本法に愛国心が言われ、君が代で教員が処分され・・・日本が戦争に向かう中で、障害者はどこに軸足を置くのだろうか。
インクリュージョン=共に生きる・・・私にできることはいったい何なのだろうか。