幼い子どもが殺される国
秋田で幼い子どもが相次いで殺害された。
3人の子どもの親である私にとって、これらの事件はまさに衝撃的だった。
新聞報道によると、この学校では、事件後、父母が車で送迎するようになっているらしい。当然だと思う。私でもそうするだろう。
幼い子ども、抵抗力も無い子どもを殺害する人物とはどういう人なのだろうか。
私はブルーハーツというバンドの『TRAIN-TRAIN』の歌詞の一節を思い出した。
「弱いものたちが夕暮れ さらに弱いものをたたく」
結局、社会に虐げられ、抑圧され、はじき出され・・・そういう人が「さらに弱いものをたたく」のでは無いだろうか。
私が中学生の時は、不良とか、ツッパリとか、非行とか、そういう言葉で表されていたものが、10年もたつと「いじめ」になり、さらに「陰湿ないじめ」になりそういう道を歩いてきた人たちが、「負け組み」などと言われ、社会的に認められず、苦しんでいる。その苦しみが、さまざまな凶悪事件に結びついているような気がしてならない。
勝者はどんどん儲けさせ、さらに少なくしていきながら、敗者から搾り取り、さらに敗者を増やし続けるという、いまの日本の社会の構造を根本から変えないと、トイレにまで監視カメラが付くような日本になる。
どういう犯人なのか。おそらく近日中に逮捕となるだろうが、この犯罪の背景についても注視していきたい。
2チャンネル
妻にその友だちから「2チャンネルで見たんだけど、あなたの旦那ってまねきネットの社長なの?」とメールがあったらしい。
「お、久しぶりに2チャンネルかー」と嬉しくなって見てみたら、「まねきの社長はヤクザだといううわさがあります。誰か詳しい情報を知りませんか」という書き込みだった。もちろん、詳しい情報を知る人はいない。
2チャンネルでは大抵はぼろぼろに批判され非難される。しかし、私はここで槍玉にあがるのが好きである。「ちょっと捨て置けない存在になったかな」などと思う。もちろん、どんなに誹謗・中傷されようと登場はしてはいけない。無視するに限る。社員に対しても応戦禁止を指示する。
しかし、「かっこつけすぎ」とか「紫のワイシャツはセンス無い」とか「子どもつくりすぎ」とか、もっと事実に基づいた書き込みをして欲しいなと、今回はちょっと残念に思った。
私がどういう人物であるかは、このブログを読めばわかることである。
子育てとテレビ
テレビは子どもの成長にとって、まったくもって悪だと私は考えている。
このブログでもテレビの子どもに対する弊害は何度か述べてきた。
まず、刺激が強すぎる。美しい映像、動きの早い展開、リアルな音。遊びたい盛りの子どもを釘付けにするだけの刺激があるのだ。
この刺激に小さいころから慣れてしまうと、自然な現象・・・たとえば、夕日や虹の美しさなどで感動できなくなるのではないかと思う。
今日、親戚の家で、4歳と2歳の子どもが他愛の無いゼンマイ仕掛けのおもちゃでめちゃくちゃ笑って遊んでいた。こんなものでここまで楽しめる我が子ってすごいなー。そんな風に思った。
テレビを見せない子育て・・・子どもを幸せにしたいなら、塾に行かせるより、習い事をさせるより、テレビを見せない・・・これが第一義的に重要だと思います。
南の島にて
お陰さまで、5月12日から南の島に来ている。5月21日まで滞在する予定だ。
何のお陰様なのか。
1、社員
2、社員
3、社員
4、携帯電話
5、インターネット
私が南の島にいても、仕事がまわるシステムになっている。夢には見ていたが、夢が実現するとは思わなかった。
さて、南の島で、次の夢、考えようかな。
携帯電話の携帯率
大学の非常勤講師としてパソコンの使い方に関することを教えている。
100人くらいの学生を見ているが、携帯電話を持っていない人が1人もいなかった。つまり携帯電話の携帯率100%。
私は自分の子どもに対して18歳までは携帯電話を持たせない方針だ。子どもも私もかなり孤立することだろう。しかし、Yahooのニュースでアメリカの歌手のマドンナが出ていて、次のような彼女のコメントがあった。
以下、YahooMusicのニュースからの抜粋ーーーーーーーーーーーーー
マドンナは、子供たちが携帯電話を使用することを禁じているそうだ。「うちの子たちには必要ない」とケータイを持たせることを拒否しているという。
マドンナは、子供にケータイを買い与えるなんてあり得ないとRadio 1のインタヴューで話している。「うち子供たちがケータイを持つなんて、絶対にないわよ。そんなこと、させません」
私と同じ方針を持つ人を今日まで1人も知らなかったが、マドンナが味方であることを知り、ちょっと心強く思った。