資本主義社会は動物の社会だな
動物の社会にある法則は「弱肉強食」である。弱い者は強い者に食べられるのである。資本主義の社会を考えた時に、これとの相違点を見出せない。強い会社が弱い会社をつぶしていく。イトーヨーカドーやイオングループが町の小売店をつぶしていく。会社の中でも強い人(体力と脳力)が弱い人をつぶしていく。家庭の中でも強い人(男)が弱い人(女性、子ども)をつぶしていく。テレビでは「勝ち組」、「負け組み」などとそれらを正当化している。
私たちは人間の社会に人間として生きているのに、競争に勝たないと生きていけない。低賃金で働かされたり、仕事を奪われたりする。これだけ知性の発達した人間でありながら、動物と同じ社会を作るのが限界なのか・・・。そんなはずは無い。弱者も弱者という認識が無いほど、人間の可能性が開花し、喰う喰われる、勝ち負け、じゃない社会を作ることができるはずだ。神をつくり、仏を作った人類なのだから。
家族4人そろう!
昨日の午後、息子が退院してきた。久しぶり(と言っても5日ぶり)に家族が我が家にそろった。妻は動物園のように雑然とした家を想像して帰ってきたので、そのきれいさに「夜逃げでもするの?」と話していた。床の拭き掃除までしてあったから、パーフェクトである。
娘は4日間の間、1度も「ママー」と泣く事が無かった。事態を理解していたのだ。毎日緊張していたのだ。妻が戻ってくるなり、いつもの娘、甘えん坊の娘に戻った。私と2人の時にはあまりにも良い子過ぎた。本来の彼女になって、うれしい気分だ。それでも、夜寝るときは私と寝てくれるので、ありがたい。(^・^)チュッもしてくれるし。娘に(^・^)チュッされると元気と勇気が100倍になる。子どもの力は偉大だ。
ま、そんな訳で、家族が4人そろった。来月は結婚10周年ツアーが待っているから、健康に留意して歩みたい。
それにしても、会社、休みまくった。エンジン全開でも仕事が片付かない・・・。頑張らねば・・・。明日は青森出張予定。
さーて、掃除すっかー
明日、息子が退院できるらしい。早くあの可愛らしい手から点滴の針を抜いてやりたい。そして、懐かしい我が家で安心させてやりたいと思う。
妻も帰ってきていきなりため息をつかせたくない。
そこで、今夜これから大掃除だ。娘はすでに熟睡状態。たぶん、1時間で終わるだろう。実は私は妻よりも掃除が上手なのだ。
俺◎・———-‥…-o_(・_-) バン! ←妻
加藤進の子育て実践②-答える
子どもには「なぜなぜどうしての時期」というのが必ずある。言葉が話せるようになったころには、あれなーに、これなーに、だが、もう少し進歩してくると、「どうして○○なの?」「なんでー?」が始まる。
一般的には5~6回続いたところで、「あー、うるさい。そんな事、どーだっていーでしょ」となりがちじゃないだろうか。私は結婚する前からそういう親たちを見てきて、「俺が親になったら・・・」と決意していた事がある。それは
① 「なぜなぜどうして」攻撃には100%応戦する(答える)。
② ゴマカシじゃなく、可能な限り科学的にわかりやすく答える。
わかりたい事をわからないままにしておく不快感に慣れさせるのではなく、
わかりたい事をわかるという知的快感をたくさん味あわせておきたいと思うからである。
子どもの質問に何でも答えられるのはそう長くは無い。せめて小学校にあがるまでは、「どんなことでも知っているおっとー」でいようと考えている。
加藤進の子育て実践①-待つ
サーチエンジンの実験も兼ねて、こんな記事タイトルにした。
子育てにおいて「待つ」っていう事が非常に重要らしいという事を学習し、実践している事がいくつかある。
① 「早くしなさい」と言ったら負け。
② 質問を投げたら1分は黙って待つ。待てなかったら負け。
まず、前提として「子どものペースが大事」という事が一致していないと納得のいかない実践だと思う。子育てはほとんどのことが大人の都合による。例を挙げるときりが無いが・・・
<1、とにかく急がせる>
・ 服を出してやる
・ 服を着させてやる
・ 歯を磨いてやる
・ 服を脱がせてやる
・ 靴を履かせてやる
・ 車に乗せてやる
・ 車から家までを抱っこしてやる
これらは、子どもができるにもかかわらず、親のペースで生活したいから、有無を言わさず、そのように親はふるまうのである。
我が家は大変である。
・ 服を出してやると、「それじゃない」と言って自分で選び出す
・ 着させようとすると、「自分で」と言って手を振り払う
服のコーディネートも無茶苦茶で、マフラーを腰巻にして喜んでいる。
<2、親が1人でしゃべる>
=例=お母さんの分のおやつを食べてしまった時
母:どうして食べたの?
母:食べてもいいかいってお母さんに聞いたのかい?
母:これ、お母さんのだってわかってたんでしょ?
母:お母さんのだけど、食べてもいいと思ったの?
母:お腹がすいてたの?
母:どうして黙ってるの?
母:お口無いのかい?
この間、ずうーっと子どもは黙っている。本当は言いたいことあるんだよ。質問に答えようと思ってるんだよ。でも、頭の中で考えているうちに次の質問が出てきてしまうから混乱するんだ。一つの質問を投げたら、だまーって1分は・・・慣れるまでは時計を見ながら、待ってみる事だな。
教育界で「自主性」なんていわれて久しいが、大人の側がこの「待つ」っていう実践をできれば、子どものペースで自然に育ち、自主性も育つと思うんだな。大人の敷いたレールを大人の求めるスピードで走らそうとするから、子どもの自主性は育たないんだ。
2歳から文字を教えて、3歳から英語教えて・・・なんていう親ほど、子どもの話は聞いてないよ。3歳の子が「英語勉強したい」なんて言わないからね。親は「子どもの将来のため」って言うんだろうね。「あなたの将来のことを思ってお母さんは・・・」なんていう母親ほど、子どもに滅茶苦茶な目に合わされる。なんでわかんないんだろう。
子どものペースに合わせる子育て・・・これこそが子どもにとって最善と私は今のところ(笑)考えています。
それにしても難しいのが「待つ」って事です。社会的には待つ=負なんですよね。
仕事は全て期限をつけるし、優先順位もつけるし、社員にも期限をつけて仕事を任せる。時間との闘いで生きてる。ライブドアの社長も加藤進もまったく同じ24時間を与えられていて、使い方がちがうだけでこうも違う。(笑)
そういう世界に生きている人間(日本の大人はほとんど全部)にとって、この待つという行為の難しい事といったら無い。
これを読んだお母さん。お父さんでもいい。是非、1週間でいいから実践してみてください。
「早くしなさい」を言ってしまったら100円貯金とかね。楽しみながら。