全てはノートに記録する
「加藤さんのノートいいですね」とか、「加藤さんの真似して、このノート使ってるんです」っていう人がいる。また、「加藤さんってIT企業の社長なのにメモはアナログなんですね」と言われることもある。
時計とメモはアナログで。これが信条。
アナログの時計はいいよ。高級に見えるし、時間が視覚的、直感的に理解できるからね。
メモはこの本の影響でした。
「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書) https://www.amazon.co.jp/dp/4121011597/ref=cm_sw_r_cp_api_fabc_qUu2FbZ1ZDHZ1
大きさはこれがベスト。スーツの内ポケットに入るから。
まず、表紙の左上にこのノートが何冊目かを書く。このノートを使い始める時点での信条とか目標とかを書いてみる。いつから使い始めたかの日付を入れる。表紙は以上。
次に裏表紙に、無くした時でも自分に届く仕組みを作る。日本語で良いが、私は海外で無くした場合も想定している。私の経験では3回ほど無くし、3回とも戻ってきている。
あと、中身だが、全てのことをこの一冊に書くのだ。ブレインストーミングも会社の会議も家族会議(2018年9月に解散)も、取締役会も銀行との打ち合わせも、弁護士との打ち合わせも、民商との打ち合わせも、全てだ。全てをここに書くからこそ、「あれ?あのメモ、どこに書いたかな?」とか、「どこにファイルしたかな?」とか、「どのノートに書いたかな?」という事件が起きない。
ノートの各ページの一番上には日付をいれる。その隣に題名を入れる。あとは好き放題に書き殴ればいい。
ノートは過去を振り返るためにある。「8月の取締役会で、社長言ったじゃないですかー、忘れたんですかー、もー」って言われたときに、8月の取締役会の日付をスケジュールで探し、その日付のページを見ればいい。
私はもう実質、働いていない。ノートは3ヶ月に一冊しか埋まらない。
「できる人」なら2週間で一冊無くなるんじゃ無いかな? ちなみに私は何十冊もまとめ買いしてある。
もしもあなたが美人なら、譲ってあげるよ。(美人ならもっと高級なものをねだるか…)
【スタバのコーヒーは濃いよ】
7年前に石川町にスタバができたんだけど、その時から俺のオーダーは「ホットコーヒー、ショート、お湯割り」だ。
函館では俺しか居なかったらしい。で、毎日通うので、スタッフはみんな、「ホットコーヒー、ショート、お湯割りの人だ!」と覚えてくれている。
その中のとっても可愛いスタッフが東京の代官山のスタバに転勤になった。
数ヶ月後、俺は彼女に会いに行ったらこんな話をしてくれた。
「代官山の店舗には芸能人・有名人がたくさん訪れるのですが、その人たち、お湯割りでコーヒーをオーダーする人、多いんですよ。そのたびに加藤さんを思い出してました」って。
どういう事か、わかる?
庶民にとっては自分よりもスタバが偉いんだ。だから、スタバのコーヒーが絶対であって、それを濃いと感じる自分の味覚がおかしいのだと考えて、我慢して飲んで慣れようとするの。
加藤進や芸能人や有名人は、スタバより自分の方が偉いと思ってるの。スタバが自分の味覚に合わせるべきだって。だから、お湯で割れって言えるんだよね。
PS.どうして代官山に行った可愛いスタッフとタイミングよく会え、なおかつ、ゆっくりお話しできたのかの説明は、別の機会に譲ります
ボランティア社長
本当に有能な社長は、会社から報酬を貰わずに、つまり、生活の糧を得る場所ではなく、自分の能力を発揮する場所として、会社経営を楽しむのではないだろうか。
やりがいは売上高とか、社員数とか、社員に配った給料の額とか。
会社の経営を圧迫するのは人件費だ。社長の人件費がゼロなら、その分、経営に回せる。社員にも「社長なんか何にもしない癖に、一番給料高いんだぜ」などと文句も言われない。
そんな社長に、私はなりたい。
目標期限:今年中!