【飛んでる時の幸福感】
幸せを掴むってなかなか難しい。幸せは相対的なものだったり、他者がいて初めて成り立つようなものだったりするからね。でもさ、俺に限っては、飛んでる時の幸福感って絶対なんだよなぁ。ただ、何もせずに飛行機の窓側席に座り、ジェットエンジン音を耳と身体で感じながら、時速900kmで10kmの高さを移動する機体に身を任せる。そもそも、飛んでるって奇跡だよね。2時間も3時間も奇跡の中にいるって、やっぱり幸福だなぁ。
以上
【台北のバス】
私はバスが苦手だ。路線が多すぎるし、どこで降りていいかわからなくなりそうだし、時間も正確じゃなさそうだし。だから、海外旅行でバスを使うことは無かった。長距離バスは別だけど。
でも、今回、台北でバスに挑戦した。台北のバスはすごい。完全にGoogleと連携している。ただGoogleで行きたい場所を検索するだけ。MRTとの組み合わせも含めてバスに乗る提案がされる。バスの到着時間もリアルタイムで予想される。これ、すごいね。しかも、バスの料金は15NTDとかで、支払いもヨーヨーカーを使えば乗車時と下車時にタッチするだけ。
ただ、バスは急発進と急ブレーキを繰り返すし、人がまだ席に着く前に発信するのでちょっと危険。運転については日本品質を望みたい。
【子に従えないうちが花】
「老いては子に従え」という言葉がある。一般的には経験も知識も年配者の方が多い。だから、若者が間違えていると正したくなる。でも、それが命に関わるようなことでない限り、間違えたままやらせたらいい。それがその若者の経験になるから。
なかなかそれが出来ないお年寄りもいる。小さな間違いを小さな間違いとして放置できないのだ。老いては子に従え。子に従えないってことは、逆説的に、老いてないって事だな。
俺は56歳だけど、頑張って放置している。俺の子どもたちはいっぱい間違っている。でも放置だ。助けを請われるまでは、手を差し伸べない。そして、私の遺伝子はプライドが高いので、親に助けなんて求めない。
以上